【日本代表】昌子源が吉田麻也との初コンビにも「不安はない」と語る理由とは?

2017年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「初めての人とも良い関係を作る自信がある」

センターバックでの先発起用が予想される昌子(左)と吉田。いかな連係を見せるか注目だ。写真:徳原隆元

 日本代表は6月7日、親善試合のシリア戦に臨む。6日には、会場となる東京スタジアムで前日練習を行なった。練習後、スタメン起用が予想される昌子源が報道陣の取材に応えている。
 
 これまで不動のレギュラーとして君臨してきた森重真人が、今回の代表戦2試合のメンバーから落選。それにより、吉田麻也のパートナーに誰が指名されるのかが、ひとつの焦点となっていたが、状況的には昌子のスタメン起用の可能性が高まっている。とはいえ、本人はいたって冷静だ。
 
「自分自身しっかり準備はしてきているので、特に変わったことをやる必要はないのかなと。変に『マジでやったろう』とか思うより、平常心で鹿島でやっていることを出せば、それが自然にいいアピールになると思う」
 
 気負わずに、自分のできることをしっかりとこなしていくつもりだ。鹿島での急成長とともに、メンタル面での成長と余裕をも窺わせる。
 
 一方、センターバックでコンビを組むことになるであろう吉田麻也との連係については、「それほど不安はない」と話す。その理由を次のように語った。
「僕自身、鹿島でもいろんなタイプのセンターバックと組んできて、自分なりにけっこう合わせたり、初めての人とも良い関係を作っていける自信がある。ただでさえ、(吉田は)僕よりはるかにレベルの高い選手なんで、そこは麻也君が僕に合わせたり、僕が麻也君に合わせたりということができると思う」
 
 さらに、「サッカーではコーチングで解決できる部分は大きい」としたうえで、「麻也君も僕自身もすごく出していくタイプだと思うし、当たり前のことを声で出せれば、そんなにバラつきはないんじゃないかなと思います」と、実現すれば試合では初めてとなるセンターバックコンビの連係にも自信を見せた。
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