バルサ、宿敵マドリーの偉業を祝福! 一方、マドリディスタは“憎き”ピケに対し…

2017年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

OBやバルサ贔屓のメディアはユーベの勝利を望んでいたが…

こちらはカーディフのマドリディスタ。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝でユベントスを4-1の大差で破り、CLとしては初の連覇を果たしたレアル・マドリー。チャンピオンズ・カップ時代を含めての優勝回数12回はもちろんのこと、CL創設(1992-93シーズン)からの優勝6回も最多である。


 これに対し、最大のライバルであるバルセロナはツイッターの公式アカウントで、「カーディフでトロフィーを勝ち取ったレアル・マドリーを祝福します」というメッセージを送っている。

 試合前は、バルサのOBら、そしてバルサ寄りのメディアとして知られる『スポルト』紙などが、マドリーに優勝してほしくないがために、ユベントスを応援すると発言したり、記事を上げたりしていたが、当のバルサは"大人の対応"で宿敵の偉業を祝福した。

 では、それに対してマドリーは? スペインの『アス』は、パブリックビューイングの行なわれたサンチャゴ・ベルナベウに駆け付けたマドリーサポーターが、試合後に「ピケの〇〇野郎、チャンピオンに挨拶しろ!」とチャントする様子を、動画付きで報じている。

 この「〇〇野郎、チャンピオンに挨拶しろ!」というフレーズは、両チームのどちらかが優勝すると、宿敵を罵倒し、からかうための常套句となっているが、先日、リーガ・エスパニョーラを制したマドリーの選手たちがパレードでこれを叫んだ際には、批判の声も上がっていた。

 今回、マドリディスタたちは構わず、何かと物議を醸す発言を続けている"憎き"ジェラール・ピケを挑発したが、果たして選手たちは後日行なわれる優勝パレードでどのような行動を取るだろうか? なお、ピケは今回のマドリーの優勝について、現時点では何も言及していない。

【PHOTO】R・マドリー、CL史上初の連覇達成! ユーベの堅守を粉砕

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