原口元気がACL8強進出の古巣の戦いぶりに「毎回ああいう試合をやってくれたら」

2017年06月02日 井本佳孝(サッカーダイジェストWEB編集部)

盟友・宇賀神の初招集には「素直に嬉しい」。

原口は古巣である浦和のACLベスト8進出を称賛。また、代表初招集の宇賀神とのコンビ形成も熱望した。(C) SOCCER DIGEST

 日本代表は6月1日、都内近郊でトレーニングを行ない、前日は一人で調整していた原口元気が海外組の全体練習に合流した。
 
 原口は今季のブンデスリーガで31試合に出場し、わずか1ゴール。序盤戦は好調をキープしたものの、中盤戦以降はベンチスタートが増えるなど失速。波のある1年を送った。
 
 現在のコンディションについて原口は、「良いですね。休めたし、良いトレーニングができた。ここに来てまた走り込めているので、良い体調で臨めると思います」と問題がないことを強調した。
 
 原口は、5月31日に行なわれたアジアチャンピオンズ・リーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、浦和レッズ対済州ユナイテッドの試合をテレビ観戦。死闘を制し、ベスト8に進出した古巣の戦いぶりを評価し、「毎回ああいう試合をやってくれたら良いんじゃないかと思います」と感想を述べた。

 また、DF宇賀神友弥の代表初招集についても言及。元チームメイトとの再会に「こういう場で会えるのが嬉しい。彼が努力してきた部分だし、僕も向こう(ドイツ)に行って頑張ってここに来れているので。違うチームになったけど、目標としていた場所でもう一度会えるのは素直に嬉しい」と喜びを露わにした。
 
 さらに、「左サイドで組むこともあると思います。やりやすいし、僕の特徴をすごい理解してくれている選手なので、良い"使い手"になってくれる。今だったら守備で彼のことを助けられると思うし、お互い成長した部分を見せられたらいいと思う」と、コンビ形成を熱望した。

取材・文:井本佳孝(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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