【ACL】鹿島、9年ぶりの8強ならず。アウェーゴールを奪われ広州恒大に敗戦

2017年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤に金崎が追加点を挙げたが…。

パウリーニョ(右)に奪われたアウェーゴールが響いた。写真:田中研治

[ACLラウンド16]鹿島2-1広州恒大/5月30日/カシマ
 
【ACL 鹿島2-1広州恒大 PHOTO】鹿島、アウェーゴールを奪われベスト8進出ならず

 ACLラウンド16第2戦の鹿島対広州恒大が30日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が2-1で勝利した。しかし、2戦合計2-2(第1戦は0-1敗戦)としながら、アウェーゴールを奪われた鹿島は広州恒大に敗戦。9年ぶりのベスト8進出はならなかった。
 
 ホームチームは怪我から復帰した植田直通が先発し、昌子源とセンターバックでコンビを組んだ。相手にアウェーゴールを奪われると途端に準々決勝進出が厳しくなるため、まずは守備のバランスを保ちつつ、機を見て鋭い攻撃を仕掛けた。
 
 その狙いが結実したのは28分、ペドロ・ジュニオールがドリブルでエリア付近まで持ち込み、そのまま豪快なミドルを突き刺して先制に成功する。
 
 しかし、後半に入ると旗色が悪くなり、立ち上がりから広州恒大の攻勢を受けてしまう。そして55分、エリア内に飛び込んだアランにシュートを許し、ポストに当たった撥ね返りをパウリーニョに詰められた。
 
 ベスト8進出のために、あと2点が必要となった鹿島は、失点直後の60分に金崎夢生を投入。さらに71分に三竿健斗、77分には金森健志を送り込み、サイドから切り崩しにかかる。
 
 終盤には金崎がバイタルエリアでフリーになり、右足でコントロールしたシュートを放つが、惜しくも上へ。さらにチャンスが続き、90+1分に金崎が追加点をねじ込んだ。だが、あと一歩及ばず。パウリーニョに奪われたアウェーゴールが響き、ベスト16で涙を飲んだ。
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