大刷新が進む“ペップ・シティ”、クリシら4選手の退団を発表!

2017年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペップ政権1年目の今シーズンは無冠に終わる。

今シーズン限りでのマンC退団が発表されたクリシ(左上)、サーニャ(右上)、J・ナバス(右下)、カバジェロ(左下)の4選手。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティは現地時間5月25日、DFのガエル・クリシ、MFのヘスス・ナバス、DFのバカリ・サーニャ、GKのウィリー・カバジェロの4選手が今夏で退団することを発表した。いずれも契約満了でチームを去る。
  
 2011年にアーセナルから加入したクリシは、6シーズンに渡って公式戦203試合に出場し、2度のプレミアリーグ制覇(2011-12、2013-14)に貢献した。フランス代表DFは公式サイトを通じて「シティでの6年は素晴らしい時間だった。主要タイトルを勝ち取り、クラブをトップチームにする一部になれたことを誇りに思う」とコメントしている。
 
 2013年にセビージャから移籍したJ・ナバスは、ジョゼップ・グァルディオラ新監督の下、今シーズンは本来のサイドハーフやウイングだけでなく、サイドバックとしても起用された。右サイドのマルチロールは4年間で183試合に出場し、8ゴールを挙げた。
 
 2014年にアーセナルから加わったサーニャは右サイドバックとして公式戦85試合に出場。また、同年にマラガから移籍したカバジェロは、2015-16シーズンのリーグカップ決勝でリバプール相手に3本のPKをストップし、チームを優勝に導く活躍を見せた。
 
 マンチェスター・Cは5月13日にも、9シーズンに渡りクラブを支えたパブロ・サバレタの今夏退団を発表。また、長らくクラブの主軸を張ってきたトゥーレ・ヤヤも今夏で契約満了を迎える。
 
 就任1年目は無冠に終わったグァルディオラ監督は、来シーズンに向けた補強として、レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)、アレクシス・サンチェス(アーセナル)、ヨシュア・キミッヒ(バイエルン)などの獲得を狙っているとされる。ペップ政権2年目を迎える中、スカッドの大刷新が進みそうだ。

 
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