【U-20】ウルグアイ戦のキーマンはCB中山雄太。「“これぐらいでいい”ではなく」と警戒するのは?

2017年05月24日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

南ア戦に続き、2試合連続の先発が濃厚。

ウルグアイ戦でも先発が予想される中山。果たして、相手の攻撃をシャットアウトできるか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 日本のグループリーグ第2戦の相手は、南米予選を1位で突破したウルグアイ。個々のタレントの質では、第1戦で戦った南アフリカをはるかに上回る。破壊力を秘めた攻撃が脅威になるのは間違いない。

 劣勢を強いられそうな日本としては、守備陣がしぶとく耐え切れるかがポイントとなるだろう。実際、前日練習では守備のトレーニングに多くの時間が割かれ、セットプレーの守備対応も入念に取り組んだ。

 最終ラインを支えてきた中山雄太は、CBコンビの一角で先発濃厚。南ア戦では相手のスピードに翻弄されるシーンもあっただけに、この試合で挽回したいという想いは強いはずだ。

 ウルグアイのイメージは、イタリアとの第1戦を見てすり込んだようで、「攻守ともレベルの高さを感じたし、守備は大事になる」と警戒心を強める。

 南ア戦では紙一重で守れたシーンがあった事実を踏まえつつ、「ウルグアイは得点へのこだわりも強いと思いますし、"これぐらいでいい"ではなく、高い守備意識を持たないといけない。南アフリカ戦のように最初から苦しくならないように、集中したい」と気を引き締めた。

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取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
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