【ACL】鹿島、広州恒大の猛攻に耐え切れず…アウェーで0-1敗戦

2017年05月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

CKからパウリーニョに決勝点を奪われる。

アウェーの広州に乗り込んだ鹿島は、1点が奪えなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[ACLラウンド16・第1戦]広州恒大1-0鹿島/5月23日/広州
 
 ACLラウンド16・第1戦の鹿島対広州恒大が23日、中国の広州で行なわれ、0-1で鹿島が敗れた。
 
 前半は一進一退の攻防が続いた。鹿島は15分、18分と広州恒大に決定機を作られたが、GKクォン・スンテが好セーブ。20分には反撃に転じ、永木亮太のCKに三竿健斗がヘッドで合わせて、あわやゴールというビッグチャンスを作った。
 
 スコアレスで迎えた後半は、鹿島が49分に動く。金森健志に代えてペドロ・ジュニオールを投入。前線にスピードのある選手を入れ、カウンターを狙った。
 
 しかし、ここから広州恒大の猛攻にさらされてしまう。鹿島は中盤の運動量が落ちてセカンドボールを拾えなくなり、相手ボールホルダーへのプレスも緩慢に。キーマンであるパウリーニョらに自由を与えると、そこからの配球でサイド攻撃を食らい、防戦一方になった。

 そうして迎えた75分、CKをファーサイドで待っていたパウリーニョに決められ、ついに先制点を奪われてしまう。
 
 鹿島はその後、82分に右SBの伊東幸敏を下げて梅鉢貴秀、86分にレアンドロに代えて鈴木優磨をピッチへ送り込み、攻撃の圧力を強める。87分にはその鈴木がエリア付近の良い位置でFKを獲得するが、キッカーに立った永木のシュートは惜しくも枠を外れた。
 
 結局、試合はそのまま0-1で終了。鹿島がアウェーで黒星を喫した。
 
 この結果、鹿島は5月30日にホームで行なわれる第2戦で勝利が必須に。2点差以上の勝利なら文句なしでベスト8進出が決定するが、1-0勝利なら延長戦に突入する。ただし、相手にアウェーゴールを奪われた場合、1点差勝利(2-1、3-2など)では鹿島が敗退となる。
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