乾貴士がカンプ・ノウで2ゴール!日本人初の「バルサ戦得点者」に!

2017年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

いずれも左足でゴールを叩き込む。

リーガ最終節で乾は、バルサから2ゴールを奪う際立った活躍を見せた。(C)Getty Images

 現地時間5月21日のリーガ・エスパニョーラ38節でエイバルの乾貴士が、世界屈指のタレント軍団であるバルセロナから2ゴールを叩き込む衝撃の活躍を見せた。
 
 左サイドアタッカーで先発した日本人MFはまず7分、右サイドからアンデル・カパが上げたクロスをファーサイドで左足ダイレクトで合わせて先制点。公式戦でバルサからゴールを奪った史上初の日本人選手となった。
 
 さらに前半終了間際にも惜しいミドルシュートでバルサをヒヤリとさせた乾は、61分に再びカンプ・ノウを沈黙させる。速攻からセルジ・エンリチェのパスを受けてペナルティーエリア左でフリーになると、左足でハーフボレーを叩き込んだのだ。
 
 試合はその後、優勝のためには勝利が絶対条件のバルサが猛攻を仕掛け、63分にオウンゴールで1点を返すと、73分にルイス・スアレス、76分と92分にリオネル・メッシが立て続けにゴールを決め、エイバルを4-2で下した。ただ、最終節までもつれたリーガの優勝争いは、同時キックオフの試合でマラガを2-0で下したレアル・マドリーに軍配。5年ぶり33回目の栄冠を手にした。
 
 いずれにしても、日本人MFがバルサの選手、関係者、ファンを慌てさせたのは事実。「INUI」の名前は彼らの脳裏に深く刻まれたはずだ。
 
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