リバプールが3年ぶりのCLへ! クロップ「我々が常にいるべき場所」と飛躍を誓う

2017年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「十分に戦える」と自信を漲らせた熱血漢クロップ!

選手を労ったクロップ。就任3年目となる来シーズンは、欧州の舞台でチームを躍動させられるか、その手腕に注目だ。 (C) Getty Images

 現地時間5月21日、プレミアリーグ38節が開催され、2016-17シーズンの全日程が終了した。
 
 チェルシーのリーグ制覇とサンダーランド、ミドルスブラ、ハルの降格がすでに決定していたため、シーズン最終戦で注目を集めたのは、リバプールとアーセナルによるチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を巡る争いだった。
 
 5位アーセナルに勝点差1で迫られていたリバプールは、ミドルスブラを迎えたホーム最終戦で意地を見せる。前半ロスタイムにジョルジニオ・ヴァイナルダムの得点で1-0とリードすると、後半も勢いそのままに51分にフィリッペ・コウチーニョ、56分にアダム・ララーナと立て続けに追加点を奪ったのだ。
 
 結局、3-0で勝利したリバプールは、エバートンに3-1と競り勝ったアーセナルの結果に関係なく、自力で来シーズンのCL行きの切符を掴み取った。
 
 試合後、リバプールの指揮官であるユルゲン・クロップは、「選手を誇りに思う。よく働いてくれた。アーセナルより上に行くことは難しい任務だったけど、それをやったんだからね!」と、大勝を呼び込んだ選手たちを労った。
 
 前半終了時にアーセナルのスコアについて「全く知らなった」と、他会場の情報を入れないようにしていたことを明かしたドイツ人指揮官は、さらなる飛躍を誓っている。
 
「リバプールは常にあの場所(CL)にいなくてはいけない。私はすでにあの舞台で戦えることを楽しみにしているよ。我々は本当に強いし、十分に戦えるはずだよ。
 
 とにかく素晴らしいコンペティションだ。リバプールはここ10年間でCLに頻繁に参加していたわけではない。その流れを変える必要があるし、常に出場できるようにしなくていけない。
 
 我々が世界最高のクラブになるためには、世界最高のチームの周りにいれるようにステップアップをしないといけないんだ」
 
 熱血漢のクロップの下、一丸となり14-15シーズン以来となるCLの舞台へ舞い戻るリバプール。来シーズン、その欧州最高峰の舞台でいかなる戦いを見せるのか? 大いに注目だ。
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