「本田は偉大な男で素晴らしいプロ」ミラン10番をモンテッラ監督が褒め称える

2017年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「来シーズン、欧州の舞台で我々は色々な経験ができるだろう」

サン・シーロのホーム最終戦、ファンの前で結果を残した本田を、指揮官は称賛した。 (C) Getty Images

 現地時間5月22日のセリエA第37節でボローニャを3-0で下したミラン。これで6位が確定し、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場を決めた。

 ミランが欧州カップ戦に出場するのは4シーズンぶり。これは今後、チームを強化する上でも非常に重要なことであり、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督も喜びを表わしている。

 またこの試合では、本田圭佑が58分にカルロス・バッカに代わって登場。そして73分、得意のFKを決めて貴重な追加点をもたらした。今シーズンでミランを去ると予想されている背番号10が果たした仕事についても、指揮官は試合後に言及した。(『Premium Sport』より)

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 とても嬉しい。シーズンの最初に掲げてきた目標である、欧州カップ出場権を取り戻すことに成功した。コッパ・イタリア(準々決勝)でユベントスに負けてしまったのは残念だったが、それでも今シーズン、我々が果たしたことについては満足している。協力してくれた全ての人々に感謝したい。

 今シーズン、嬉しいことと言えばもうひとつ、ユベントスに勝ってスーペルコッパを勝ち取ったことは、我々にとって大きな勝利だった。常勝軍団である彼らに勝つことは、とても特別なことだ。

 選手たちが強い精神力を見せてくれたことにも、大変満足している。難しい時期もあったが、彼らは常に希望と強い魂を持って戦いに臨んでいた。そのことを誇りに思う。

 今日の試合、本田は正しい形で試合に入り、常に決定的な仕事を果たしたいという希望を持ってプレーしていた。素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。彼は偉大なプロであり、上手くやってくれるだろうと確信していた。偉大な男だ。

 来シーズン、ELではいろいろな経験ができるだろう。どのような目標を掲げ、どう戦っていくのかは、首脳陣と話し合ってから選手に伝えたいと思う。

 ミランは最も大きな野望を持たなければならないクラブだ。
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