浦和が6発大勝で首位奪回も指揮官は「良い出来ではない」と笑顔なし

2017年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始早々に先制を許した浦和。しかし4分後からゴールラッシュ。

ゴールラッシュで試合を決めた浦和。興梠のゴールで逆転すると、6ゴールを叩き込んだ。写真:徳原隆元

[J1リーグ11節]新潟 1-6 浦和/5月14日/デンカS

 浦和が敵地で6発のゴールラッシュを見せ、大勝を飾った。

 

【新潟 1-6 浦和PHOTO】浦和の攻撃に為す術なく新潟がホームで大敗

 浦和は開始2分に、新潟の鈴木武蔵にいきなり先制ゴールを許し、1点を追う展開に。しかし、4分後にラファエル・シルバのクロスに武藤雄樹が合わせて、すかさず同点。さらに20分には宇賀神友弥のクロスに興梠慎三が合わせて逆転に成功した。

 浦和の勢いはとどまることを知らず、31分にセットプレーから槙野智章が追加点を挙げると、43分にはオウンゴールでさらに加点。前半アディショナルタイムには、関根貴大がカウンターで持ち上がると、最後は興梠がDFと競り合ってこぼれたボールを再び走り込んできた関根が合わせてゴールネットを揺らす。前半だけで、早くも4点のリードを奪う。

 さらに、浦和は後半立ち上がりにもCKから遠藤航が押し込み、6点目をゲット。新潟に反撃のキッカケを与えない。その後は新潟のカウンターに押し込まれる場面もあった浦和だが、このまま追加点を許さず6-1で勝利。連敗を2で止めた。

 同じ14時キックオフのゲームでは、鹿島がホームで神戸に1-2と敗戦。浦和が勝点で1ポイント上回り、首位に躍り出ている。

 試合後、浦和のペトロヴィッチ監督は「私自身は決して良い出来ではなかったと思うが、6-1で勝ったこと。それだけは良かった」と、大勝にも笑顔を見せなかった。
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