【ACL】浦和がソウルに敗れるも、まさかの棚ボタ首位通過

2017年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝トーナメント1回戦は韓国の済州。

FCソウルに敗れた浦和だが、上海上港も敗れたため、GS首位での突破を決めた。(C) SOCCER DIGEST

[ACLグループステージ最終節]FCソウル 1-0 浦和/5月10日/ソウル
 
 ACLグループステージ(GS)最終節のFCソウル対浦和が5月10日、韓国のソウルワールドカップスタジアムで行なわれ、浦和は0-1で敗れた。しかし、上海上港がウエスタン・シドニー・ワンダラーズに敗れたため、浦和のGS首位通過が決まった。
 
 既に決勝トーナメント進出を決めている浦和は、主力を温存し直近のリーグ戦から先発7人を入れ替えた。
 
 浦和は9分、駒井善成のふわりと浮かせたクロスにズラタンが頭で合わせるも、ゴール左へわずかに外れる。38分、浦和はカウンターからFCソウルの突破を許すと、最後はユン・スンウォンにゴールに流し込まれリードを許す。
 
 反撃に出たい浦和は40分、今シーズン初スタメンの高木俊幸が強烈なミドルシュートを放つが枠を捉えることはできない。44分にも李忠成が左足で鋭いシュートを見舞うも、GKヤン・ハンビンに防がれる。前半はそのまま終了し、浦和は1点ビハインドで後半を迎える。
 
 後半に入り攻勢に出る浦和は65分、味方のシュートのこぼれ球をズラタンが詰めネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴール。さらに67分にも槙野智章がミドルシュートを放つがゴールには至らない。
 
 56分には菊池大介に代えて矢島慎也、78分には田村友を下げ怪我で長期離脱していた梅崎司と、攻撃的な選手をピッチに送り込んだものの同点ゴールは生まれず。
 
 結局、試合は0-1で終了。裏カードで上海上港が敗れたため、浦和はGS首位で通過が決まった。決勝トーナメント1回戦は韓国の済州と顔を合わせる。
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