「物語を作るためにユーべに来た」 D・アウベス、モナコを警戒も三冠へ意欲

2017年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

CL、国内リーグ、コッパ・イタリアの三冠を狙うユベントス。

D・アウベスは「モナコを過小評価していない」としながらも、CLをはじめ、全てのタイトルの獲得へ意欲を見せた。(C)Getty Images

 現地時間5月3日、ユベントスはチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝・第1レグで、モナコの敵地に乗り込む。

 準々決勝で優勝候補のバルサを下して波に乗るユーベだが、堅固な守備を誇る彼らにとって、破壊力抜群の攻撃を武器に勝ち上がってきたモナコは侮れない相手となる。

 今シーズンよりユーベに加入したダニエウ・アウベスもそれを重々承知し、難敵への警戒を解くことはない。そんな経験豊富なブラジル人SBのコメントを、1日付けのイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が伝えている。
 
 D・アウベスは、「僕たちはモナコを過小評価していない。バルサを倒したけれど、準決勝は一番危険だよ。大会は終わっていないし、トロフィーはまだどのチームにも渡っていない」と、楽観的な見方を戒め、モナコを警戒している。
 
 今シーズンのユーべは、CL以外にも、国内リーグ、コッパ・イタリアで優勝の可能性を残している。バルサ時代に数々のタイトルを勝ち取ってきたD・アウベスは、三冠獲得について「簡単ではない」と前置きしつつも、十分に実現可能な目標と捉えている。
 
「三冠に手が届いているように見えるけど、それまでに多くのことを成し遂げる必要がある。僕たちは日々、自分の仕事をしなければならない。全てに勝ちたいし、夢を見たい。何でも出来るわけではないけれど、どのコンペティションでも優勝に近づいている。僕は素晴らしい物語を作るためにユーべに来たし、作ることは可能だ」
 
 三冠達成に意欲を見せるD・アウベス。そのためにも、まずは3日のモナコ戦で結果を残し、弾みをつけたいところだ。
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