PK献上の昌子が汚名返上の決勝点!鹿島がホーム2勝利目で暫定2位に浮上

2017年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

豊田のPKで先制されるも、前半のうちに逆転に成功。

決勝点を挙げた昌子。守備を統率し、失点を1で食い止めた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ9節]鹿島2-1鳥栖/4月30日/カシマ
 
 J1リーグ9節の鹿島対鳥栖が30日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が2-1で逆転勝ちした。
 【鹿島2-1鳥栖 PHOTO】昌子の逆転ヘッドで鹿島が鳥栖に勝利!

 昌子源のハンドによるPKで23分に先制点を与えた鹿島だったが、その5分後に土居聖真がPKを獲得。これを金崎が決めて同点に追い付く。さらに41分、昌子が遠藤康のCKを頭で合わせて逆転弾を叩き込んだ。
 
 鹿島はその後、ペドロ・ジュニオールのスピードを活かしてカウンターを狙いつつ、じわじわと時間を消化。69分には、遠藤を下げてレアンドロを投入し、中盤の運動量を確保した。
 
 一方、1点ビハインドの鳥栖は終盤になると、最終ラインの選手が果敢にオーバーラップを仕掛けてチャンスを作る。76分には右サイドバックの藤田が中央を上がってシュート。78分にはセンターバックのキム・ミンヒョクがエリア内に侵入し、右サイドからのクロスに合わせた。いずれもゴールには結びつかなかったが、鳥栖の執念を感じさせる一連のプレーだった。
 
 鳥栖はさらに79分、3枚目のカードとしてビクトル・イバルボを投入。しかし、鹿島はしっかりと守備を固めて撥ね返し、そのまま2-1で勝ち切った。
 
 勝点18で暫定2位に浮上した鹿島は、次節にアウェーで首位の浦和と対戦。13位に順位を下げた鳥栖は、ホームに横浜を迎える。
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