初のEL制覇を狙うマンUはセルタとの初対決に臨む――準決勝の対戦カード決定!

2017年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

分がいいアヤックスは21年ぶりの欧州カップ決勝進出なるか!?

準々決勝ではラシュフォード(19番)の1ゴール1アシストの活躍で、粘るアンデルレヒトを振り切ったマンチェスター・U。イブラヒモビッチが膝を痛めて退場するなどダメージを負ったが、それでもなお豪華な陣容を要するだけに、優勝は義務ですらある。 (C) Getty Images

 4月21日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の組み合わせ抽選会がスイス・ニヨンで行なわれ、以下の通り、決勝戦進出を懸けた2カードが決定した。
 
◎EL準決勝
アヤックス (2勝2分け)リヨン
セルタ(対戦なし)マンチェスター・ユナイテッド
※左側表記が第1レグのホームチーム。括弧は左表記のチームから見た欧州カップでの通算対戦成績
 
 準々決勝でシャルケを延長戦で逆転したアヤックスは、PK戦の末にベジクタシュを下して駒を進めてきたリヨンと対戦する。
 
 両者の対決は過去4度あり、いずれもチャンピオンズ・リーグ(CL)でのこと(2002-03シーズンは予選ラウンド、11-12シーズンはグループステージ)。アヤックスは無敗と分がいい。
 
 アヤックスは決勝へ進出すれば、1995-96シーズンにCLでPK戦の末にユベントスに連覇を阻まれて以来の欧州カップ戦ファイナリストとなる。リヨンは欧州カップ戦で決勝に進出したことはなく、09-10シーズンのCL、63-64シーズンのカップウィナーズ・カップでベスト4入りしたのが最高記録だ。
 
 もうひとつのカードは、セルタと優勝候補筆頭のマンチェスター・ユナイテッドの対決となった。
 
 前者は準々決勝(ヘンク戦)でホームでの第1レグを3-2で制し、第2レグでは1-1で引き分けて欧州カップ戦では初のベスト4入り。後者はアンデルレヒトとの対戦で2戦とも1-1に終わり、延長戦の末に1点を守り切って準決勝進出を果たした。
 
 欧州の舞台でも輝かしい実績を誇るマンチェスター・Uだが、唯一このEL(UEFAカップ時代も含む)だけが獲得できておらず、このチャンスを逃したくない。彼らにとっては、来シーズンのCL出場権も懸かっているだけに、重要な戦いとなる。
 
◇日程
第1レグ:5月4日
第2レグ:5月11日
 
 決勝戦は5月24日、スウェーデン・ソルナのフレンズ・アレーナで開催される。
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