「日本のメッシ!」久保建英の最年少記録更新を各国メディアが称賛!

2017年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペインやドイツのメディアが初ゴールを賞賛。

個人技でDFを巧みに抜き去り、最後は豪快に相手GKの頭上をぶち抜いた久保建英。その技術に世界のメディアも反応した。 (C) SOCCER DIGEST

 FC東京に所属する久保建英は、4月15日に行なわれたJ3リーグ第5節のセレッソ大阪U-23対FC東京U-23戦で、Jリーグの史上最年少記録を更新するプロ初ゴールを記録した。

 
38分、久保はペナルティーエリア手前でDF3人に囲まれながらも、単独で持ち込んで、敵の包囲網を突破。最後は左足で強烈なシュートを放ち、GKの頭上を破った。

 15歳10か月11日での初得点は、2004年に森本貴幸(当時・東京ヴェルディ/現・川崎フロンターレ)がJ1で記録した15歳11か月と28日でのゴールを約1か月半も上回る最年少記録。バルセロナ・カンテラ出身の日本のヤングスターの新レコードに、各国メディアも反応している。


 ドイツ・メディア『シュポルト1』は、久保を"日本のメッシ"と称賛。「彼の印象的なテクニックは常にアルゼンチンのスーパースターであるリオネル・メッシと比較される」と紹介した。


 さらにドイツ紙『ビルト』は、ブンデスリーガの最年少得点記録がドルトムントに所属するヌリ・シャヒンの17歳と82日(2005-06シーズンに記録)であることを前置きし、1部と3部の違いはあるものの、久保の得点記録のほうが遥かに早いものであることを紹介。「彼と比較して、ドルトムントのMFがマークした記録は本当に遅い」と綴っている。


 また、レアル・マドリー贔屓で知られるスペイン紙『アス』は、「元カンテラの日本人が決めたゴラッソにバルサは何を思うだろう?」と、未成年補強禁止のルールに抵触して久保を手放さざるをえなかった宿命ライバルを煽った。そして、「素晴らしいゴールだ」と久保の得点を動画付きで紹介している。


 久保は試合後のフラッシュインタビューで、「何度も先発で使ってもらっていたが、目に見える結果を残せないでいた。結果を残せたことで相当楽になった」と重圧を感じていたことを口にしていたが、今回のスーパーゴールで日本のみならず海外のメディアの注目度もより上がるだろう。


 はたして、そうしたプレッシャーの下でさらに成長できるのか。久保のパフォーマンスに注目したい。


【動画】久保建英のJ最年少得点記録弾は度肝を抜く一撃

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