都倉ゴールで12戦負けなし! 川崎に先制許すも、粘る札幌がエースの今季4得点目で追いつく

2017年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤、川崎に先制を許すも途中出場の小野がリズムを変える。

都倉がヘディングでねじ込み札幌に勝点1をもたらした。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ7節]札幌 1-1 川崎/4月16日/札幌ド

 札幌がエースの一発で、今季ホーム無敗を守った。

【札幌 1-1川崎 PHOTO】川崎に先制を許すも、エース都倉が執念の同点ゴールで試合はドローに!
 
 立ち上がりから川崎にボール支配を許した札幌だが、自陣で堅実なブロックを構築し、機を見たカウンターでゴールに迫る。前半は0-0で終えたものの、シュート数では上回る展開に持ち込んだ。

 後半も川崎にポゼッションで6割以上の支配を許す展開となったが、札幌も粘り強い守備から効果的なカウンターを発動。しかし、終盤に入り74分、中村憲剛を福森晃斗が倒してしまい、川崎にPKを献上。これを小林悠が決めて川崎に先制を許した。

 それでも、ホームで今季いまだ黒星のない札幌は驚異の粘りを見せる。79分に、復帰した小野伸二を投入して、攻撃にリズムが生まれると、82分に同点弾が生まれる。

 長短のパスを織り交ぜ左サイドに展開すると、荒野拓馬のクロスをエースの都倉賢が打点の高いヘディングシュートで川崎ゴールにねじ込む。都倉のホーム戦4試合連続弾で札幌が同点に追いつく。

 その後も小野が入って流れを掴んだ札幌が良いリズムで攻撃を仕掛けるが、このまま1-1で終了。これで札幌は今季ホームでいまだ負けなし、エースの都倉がゴールした試合では昨季から12試合連続で負けなしという記録を継続した。

 札幌は勝点8、川崎は同12に伸ばしている。
 
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