U-20日本代表の高卒ルーキー・原がプロ初ゴール!新潟が待望の今季初勝利

2017年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

新潟はセットプレーから2点を奪い甲府を退ける。

ヘディングから先制ゴールを奪った原。嬉しいプロ初ゴールとなった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ7節] 甲府0-2新潟/4月16日/中銀スタ
 
 甲府は前節の川崎戦で右足ハムストリングを痛めたウィルソンが欠場。ドゥドゥが今季初めてスタメンに名を連ねた。一方、リーグ戦でいまだに勝ち星がない(2分4敗)新潟は、本来ボランチの原輝綺が前節・鳥栖戦に続き左サイドバックとして起用された。
 
 試合は11分、左サイドからのCKをファーサイドで富澤清太郎が折り返し、最後は原がダイビングヘッドで押し込んだ。U-20日本代表候補にも選ばれる高卒ルーキーのプロ初ゴールが決まり、新潟が先制する。
 
 16分、甲府は松橋優が倒され絶好の位置でフリーキックのチャンスを得る。オリヴァー・ボザニッチのキックは枠を捉えるも、GK大谷幸輝に阻まれる。26分には小椋祥平のパスを受けた松橋が左足でシュートを放つが、ボールはゴール右へ外れた。
 
 新潟は35分、裏へ抜け出したホニがGK岡大生を交わし、角度のない位置から狙うも甲府DFに阻まれゴールならず。43分にもホニが自ら倒されて得たFKで甲府ゴールを脅かすが、岡が正面でキャッチする。試合はそのまま新潟が1点リードで折り返す。
 
 後半に入り48分、スルーパスを受けたホニが自慢のスピードで甲府陣内へ侵入、GK岡を交わして打ったシュートはポストに嫌われ、惜しくも追加点はならなかった。
 
 チャンスを逃し続けていた新潟だが、52分に追加点を奪う。左サイドからのコーナーキックを矢野貴章がヘディングで合わせた。矢野は新潟復帰後初ゴールとなった。一方甲府は1点目に続きセットプレーで失点を喫した。
 
 甲府は67分、堀米勇輝に代え田中佑昌を投入する。徐々にボールが回り出し、新潟陣内へ入っていくが、新潟守備陣の激しいプレスの前に決定的なチャンスを作ることはできない。76分にはボザニッチを下げ河本明人、82分には山本英臣に代わり新里亮をピッチに送り込む。
 
 その後も新潟はディフェンス陣が集中力を切らさず得点を与えない。試合はこのまま2-0で終了し、新潟が7試合目で待望の今季初勝利。一方甲府は新潟にセットプレーから2失点を奪われ敗北を喫した。
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