神戸が6連敗&最下位の大宮叩きで首位堅持! 東京五輪世代の19歳アタッカーが2戦連発!!

2017年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

渡邉のパスカットから中坂が股抜き弾で今季2点目。

2戦連発となった中坂の先制点が勝負を決めた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ6節]大宮 0-2 神戸/4月8日/NACK

 J1リーグは4月8日、各地で6節の7試合を開催。NACK5スタジアム大宮では、大宮アルディージャ対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれ、2-0で神戸が勝利。前節に続き、首位をキープした。

【PHOTOギャラリー】最下位・大宮が開幕6連敗… 神戸は首位キープ!

 試合は敵地に乗り込んだ神戸が、開幕5連敗と苦しむ大宮を立ち上がりから圧倒。再三、ゴール前に押し込み、チャンスを作り出す。

 そして37分、神戸は渡邉千真が相手のパスをカットすると、そのまま持ち込み中央へグラウンダーのクロス。これを19歳のMF中坂勇哉がダイレクトで左足を振り抜くと、ブロックに入った相手の股を抜くシュートがゴールネットを揺らした。前節の浦和戦に続く中坂の2試合連続弾で神戸が先制に成功する。

 1-0で前半を折り返した神戸は、後半立ち上がりの53分、藤田直之のロングスローからチャンスを掴み、最後は岩波拓也が押し込んで追加点をゲット。神戸が2-0とリードを広げた。

 その後も大宮ゴールにシュートの雨を降らせた神戸だが、追加点はならず。しかし、きっちりと大宮の反撃をゼロで抑え、2-0で勝利。首位をがっちりとキープした。

 決勝弾の中坂は、2戦連発にも「チームで勝てたことがよかった。そこはあまり意識していない」と謙虚なコメント。5月にU-20ワールドカップを控えるU-20日本代表のメンバーには招集されていない中坂だが、東京五輪世代でもあるだけに、今後の成長が楽しみな若手が台頭してきた。

 一方、6連敗となった大宮の渋谷洋樹監督は、フラッシュインタビューの際に「言うことはありません」と肩を落とした。
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