メッシよりも上! 独メディアが南野の驚異的な得点率を紹介

2017年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

このペースを維持すれば、得点王になる可能性も!

ハイペースでゴールを決めている南野。このコンディションを維持すればハリルジャパンへの招集も見えてくるはずだ。 (C) Getty Images

 オーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属する日本代表FWの南野拓実が、リーグ得点王になれる可能性はどれくらいあるのか? ドイツ・メディア『スポックス』がまとめている。
 
 南野は今シーズンのオーストリア・ブンデスリーガで27節終了時点で14試合しか出番を得ていないが、ここまで11ゴールをマーク。得点王争いにおいても15点でトップを走るシュトゥルム・グラーツのデニ・アラーに迫る勢いである。
 
 そんな南野についてドイツ・メディアの『スポックス』は、「なぜ南野は得点を量産するのか?」という特集を組み、その驚異的な得点率の高さを紹介している。
 
 同メディアは、南野が14試合のうち先発機会が6試合しかないにも関わらず、64分に1ゴールというハイペースで得点を決めていることを伝え、さらにその決定力の高さを他リーグのストライカーたちとも比較した。
 
 それによれば、今シーズンのリーガ・エスパニョーラで27点を決めているバルセロナのリオネル・メッシは79分に1ゴール、さらに超新星と注目されているモナコのキリアン・エムバペは82分に1ゴール。いずれも南野のほうが上だ。
 
 リーグのレベルに差がるとはいえ、名立たるFWを凌ぐ得点率を誇る南野は、ハットトリックが1回、2得点を3回記録。11ゴールのうち8点を先発した際に決め、数少ないチャンスを確実に活かしている印象が強い。同メディアは「この日本人FWが仮にこのペースを維持した場合、24ゴールを挙げることになり、得点王の可能性も高まる」とまとめた。
 
 欧州で結果を残し、評価を高めている南野。今後のパフォーマンス次第では、15年11月以来の代表招集が見えてくるだけに、その活躍に期待したい。
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