「良いストライカーはいつもゴールの位置を把握できている」 劇的バイシクル弾のスアレスが自画自賛

2017年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

L・エンリケ監督も「世界最高のセンターフォワード」と絶賛。

セビージャ戦のスアレスの先制ゴール。浮き上がったボールに華麗なバイシクルで反応した。(C) REUTERS/AFLO

 現地時間4月5日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第30節で、バルセロナのFWルイス・スアレスが、セビージャ相手に華麗なオーバーヘッドキックでゴールを奪った。
 
 前半25分、右サイドをドリブルで切り込んだリオネル・メッシの右足のクロスが相手DFに当たり浮き上がる。このボールに反応したスアレスのバイシクルが、見事に枠を捉えたのである。
 
 その後バルサは、メッシが28分、33分にゴールを奪い、前半だけで3点を奪取。4位のセビージャ相手に3-0と完勝を収めた。

『マルカ』紙によると、スアレスは「良いパフォーマンスだった。バルサらしい戦いができたね」と、チームの戦いぶりに満足感を示した。
 
 得点については、「CFとして僕は、いつボールが(ペナルティ)ボックスに来るか、いつも分かっている。そして、それをゴールに入れなければいけないこともね」と胸を張った。
 
 また、「良いストライカーは、いつもゴールの位置を把握できているものだよ。だから、ペナルティーエリア内で動くスペースがなくても、ゴールを決められるんだ」と持論を述べている。
 
 そんなスアレスについてルイス・エンリケ監督は、チームの公式サイトで「世界最高のセンターフォワードだ」と絶賛した。
 
  バルサはこの日、レガネス相手に勝利した首位レアル・マドリー(勝点71)との勝点差を2のままキープした。「僕らには、まだリーグ制覇のチャンスが十分にある」語ったスアレス。逆転優勝のためにはこのウルグアイ人ストライカーの活躍が不可欠だ。
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