ザルツブルク南野が『サウンドオブミュージック』所縁の地で思いを語る

2017年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

インタビューがクラブ公式HPで公開される。

「サウンドオブミュージック」所縁の地でインタビューに応じた南野。(C)GEPA pictures - RBS

 オーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属するFW南野拓実が、1965年に公開された映画『サウンドオブミュージック』所縁の地を巡るツアーに参加。自身の心境を語ったインタビューがクラブ公式HPに掲載された。
 
 南野は今シーズンここまで13試合に出場しリーグ4位の9得点を記録。出番が限られる中で驚異的な結果を残している。
 
 出場時間が少ないことについて本人は「当然もっとプレーしたい気持ちはあります」と素直な気持ちを吐露。その一方で「ゴールが必要なときには使われてますし、それは自分自身の自信にもなっています。そして現在の出場時間が少ない理由も理解しています」と語っており、いま自身が置かれた役割については理解を示している。
 
 また、欧州の選手と自身の違いについては、「僕たちアジア人はすばしっこく俊敏性があります。その両方が長所にも短所にもなります。このリーグの相手は、たくさんの選手が大きくて1対1に強く、パワーで勝負してきます。そこでのデュエルでは、自分たちの素早さという特徴が有利に働きます」と分析している。
 
 オーストリアへ移籍して3年目を迎える南野。言葉についても「ドイツ語は気に入っていますし、それを学ぶことが最近は楽しいです。二部練習の間のドイツ語レッスンなど厳しいときもありますが、新しい言語を学ぶことは大切です。自分自身がより語学を理解すれば、よりヨーロッパの文化を理解できると思っていますし、それは興味深いです。もっと他の言語を勉強してみたいとも思っています」と意欲的に取り組んでいることを明かした。
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