「スアレスはダイバー」とカントナが非難 「子どもは見ちゃいけない!」

2017年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

毒舌健在のレジェンド、CL敗退のマンチェスター・Cも酷評。

世界中の子どもが憧れるスアレスだが、これは真似しちゃいけない!? (C) Getty Images

 元フランス代表のレジェンド、エリック・カントナが、バルセロナのストライカー、ルイス・スアレスを「ダイバー」だと非難した。
 
 3月8日(現地時間)に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2レグで、パリ・サンジェルマン相手に大逆転劇を演じ、ベスト8入りを決めたバルセロナ。CL史上初となる4点ビハインドからの逆転は、世界中で称賛された。
 
 だが、賛辞の一方で、この試合で笛を吹いたデニズ・アイテクン主審のレフェリングに対する疑問の声も少なくない。パリSGのDFチアゴ・シウバの妻も、インスタグラムで同主審を痛烈に批判している。
 
 物議を醸した判定のひとつが、90分にマルキーニョスがスアレスを倒したとして、バルセロナにPKが与えられた場面だ。スアレスの倒れ方については「演技だった」という声も多く上がっている。
 
 カントナは『ユーロスポーツ』のニュース動画で、「スアレスはもう"噛みつき魔"ではなく、"ダイバー"だ。だが、うまくないダイバーだね。大袈裟で、あからさま過ぎる。これじゃ、"サッカーのポルノ"だ。子どもは見ちゃいけない!」と、スアレスをこき下ろした。
 
 また彼は、敗退したジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティのことも酷評。エバートンから4750万ポンド(約66億円)といわれる巨額の移籍金でDFジョン・ストーンズを獲得したことも揶揄しつつ、モナコに屈したチームを非難している。
 
「不名誉なブレグジット(離脱=レスター以外のプレミアリーグ勢が敗退したことの意)で責められるべきは、マンチェスター・Cの守備だけではない。ただ、ストーンズが高額だった理由が分かった。プレーする時に、荷物満載のトレイラーを引っ張っているからだな」
 
「それに攻撃。前半45分間でシュートがゼロなんて……。このチーム対する興味は、夏に誰が出ていくかじゃない。誰が残るか、だ」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事