【W杯予選】オランダ、ショッキングな敗北…ロッベンは「悪夢の夜になってしまった」

2017年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

自分たちのことを見つめ直さなければならない――ブリント監督

ロッベンは懸命にチームを牽引したが……。オランダは2大会連続でメジャーイベント出場を逃してしまうのか。 (C) Getty Images

 3月25日(現地時間)、ロシア・ワールドカップ予選が欧州各国で行なわれ、オランダは0-2でブルガリアに敗れた。
 
 ここまで2勝1分け1敗のオランダは、敵地での一戦とはいえ絶対に勝点を獲得する必要があったが、開始5分でスパス・デレフの先制弾を許し、さらに20分にも彼に2点目を奪われてしまった。
 
 その後は反撃に転じたものの、ついにブルガリア・ゴールを破ることはできず、今予選2敗目を喫し、勝点は7止まり。フランス、スウェーデン、ブルガリアに次ぐ4位に沈んでいる。

【ハイライト動画】オランダがまさかの敗戦...連係ミスから失点し、豪快ミドルも叩き込まれる|ブルガリア 2-0 オランダ
 
 まだ5試合を残しているとはいえ、今後に向けて悲観的な見方をする地元メディアは少なくなく、『De Telegraaf』は「予選敗退にまた一歩近付いてしまった」と綴っている。
 
 もちろん現場の失望ぶりも大きく、キャプテンのロッベン、ブリント監督は以下のように、ショッキングな敗戦を受けての心情を吐露している。
 
◇アリエン・ロッベン
 何を言えばいいんだろう……。我々は意気込んでソフィアに乗り込んできたが、悪夢の夜になってしまった。
 
 チームとして良くなく、自滅した格好だ。とても悲しい。何も言えない……。特に(2点を失った)前半はショッキングだった。
 
 やるべきことさえやれば、我々は良いチームのはずだが、今日の我々の出来はあまりに悪すぎた。進歩していない。後半は幾らか良くなったが、時すでに遅し、だった。
 
◇ダニー・ブリント監督
 選手も、私も、この結果について深く考えなければならない。今の心境は、とても信じ難く、そして失望感に満ちている。
 
 試合には、良い状態で臨んだはずだったが、それは持続しなかった。選手のプレーは期待したものとは大きく異なっていた。その点が残念で仕方がない。
 
 冷や水を浴びせられた気分だ。我々は、自分たちのことを見つめ直さなければならない。何が我々を敗北に追いやったのかを……。
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