【W杯予選】美弾2発のC・ロナウド「味方のためにスペースを作るプレーを心掛けた」

2017年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

28日の故郷マデイラ島での親善試合については「素晴らしい!」

チームに2点目をもたらしてお馴染みのポーズ。チャンスメイクに勤しみながら、大事なところで自らゴールを決めてみせた。 (C) Getty Images

 3月25日(現地時間)、ロシア・ワールドカップ予選が欧州各国で行なわれ、ポルトガルは3-0でハンガリーを下した。
 
 リスボンに難敵を迎えたポルトガルは、32分にエースのクリスチアーノ・ロナウドによる展開から、左のラファエル・ゲレイロにボールが渡り、彼のグラウンダーのクロスを逆サイドでアンドレ・シウバが決めて先制ゴールを奪う。
 
 これで勢いに乗ったホームチームは、その4分後、A・シウバが後方に戻したボールを受けたC・ロナウドが左足での正確なシュートでゴール左隅を射抜き追加点。そして65分には、再びC・ロナウドが、左側の角度のない位置からのFKをポストに当てながら決め、ダメを押した。
 
 快勝を飾ったポルトガルは、これで勝点12。今後、3差で首位のスイスを追うこととなる。なお、次節の戦いは6月9日で、敵地リガに乗り込んでラトビアと対戦する予定だ。

【ハイライト動画】C・ロナウドが鮮やか2発!FKでのゴールも|ポルトガル 3-0 ハンガリー
 
 2ゴールを挙げたC・ロナウドは試合後、自身のプレー、チームの勝利についてだけでなく、若い選手の活躍、そして28日に故郷マデイラ島のフンシャルでスウェーデン戦(親善試合)が行なわれる喜びについても語った。
 
――◇――◇――
 
 僕は2ゴールを決めたが、それよりも大事なのはチームの勝利だ。我々は今、W杯予選を戦っており、勝利という結果こそが何よりも素晴らしい。
 
 試合開始からしばらくは、我々は消極的で、相手に合わせるサッカーをしていたが、徐々に良くなっていき、自信を持ってプレーできるようになった。こうなればもう、ゴールを奪うのは時間の問題だった。
 
 フェルナンド・サントス監督からは、ハンガリーがどんな戦い方をするチームか細かい説明を受けていた。僕はラインのあいだで相手の守備陣をひき付けるようなプレーをし、チームメイトのためにスペースを作ることを心掛けた。
 
 最初のゴールを奪ったことで、我々にはイージーな状況になり、2点目、そしてFKでの3点目が生まれた。
 
(先制点のA・シウバについて)彼は代表入りしてから、ずっと驚異的なプレーを見せている。凄いのはゴールだけじゃない。彼には、他の選手にはない強みがある。我々は素晴らしいCFを手に入れた。ポルトガル代表には、彼以外にも素晴らしい若手が多く、未来は明るいだろう。
 
(28日のスウェーデン戦が故郷で開催されることについて)素晴らしい! ビューティフルだ。マデイラで代表が試合をするのは、16年ぶりのことだ。とても嬉しい。
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