岡崎が2得点に絡む! レスターがウェストハムを下して公式戦4連勝!

2017年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半に3ゴールを奪ったレスターは何とか耐え忍んで勝利。

岡崎は飛び込みで2ゴールのキッカケに。レスターの4連勝に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間3月19日、プレミアリーグ29節のウェストハム対レスター戦が開催された。
 
 4試合未勝利(2分け2敗)と結果が出ていない11位ウェストハムの本拠地ロンドン・スタジアムに乗り込んだ15位レスターは、ラニエリからシェイクスピアへの監督交代後、公式戦3連勝中と好調だ。
 
 しかし、ここまでプレミアとCLで全試合フル出場の主将モーガンが怪我で欠場。代わりにベナルアンが今シーズン初のプレミア出場を飾った。それ以外はシュマイケル、フート、ドリンクウォーター、マハレズ、岡崎、ヴァーディーなどお馴染みの顔触れが先発した。
 
 そのレスターは5分、いきなり先制に成功する。右サイドからマハレズがインスイングのクロスを上げると、飛び込んだヴァーディーと岡崎は触れなかったが、これが相手GKを惑わし、ボールはゴールマウスに吸い込まれた。
 
 その2分後の7分には、さらに追加点を奪取する。左サイドのFKからマハレズがボールをキープし、横にいたオルブライトンがダイレクトで中央へクロス。これをフートが頭で押し込んだ。
 
 いきなり2点を奪われたウェストハムは、さらにアンラッキーな展開が続く。最終ラインの大黒柱で主将のリードが左足を負傷し、18分にスノッドクロスとの交代を強いられた。
 
 しかし、そのウェストハムは20分、ペナルティーエリア手前左寄りからのFKをランシーニが直接沈めて1点を返した。
 
 その後は一進一退の攻防が続き、30分にはレスターは岡崎が好機を掴む。ポストプレーで起点を作り、すぐさまゴール前に走り込むと左サイドからのクロスに反応。しかし、惜しくもボールには届かなかった。
 
 すると38分、レスターは3点目。右CKに岡崎が飛び込むと惜しくも頭で触れなかったが、これをキッカケにゴール前で混戦に。最後はヴァーディーが左足で押し込んだ。
 
 ハーフタイムを挟んで迎えた後半も一進一退の攻防。59分にレスターはヴァーディーが決定機を迎えるも、シュートはゴールの枠を外した。
 
 逆にウェストハムは直後の63分、チャンスをしっかりものにする。左CKからキャロルが頭で中央に折り返すと、アユーがヘディングシュート。相手GKシュマイケルの正面に飛んだが、ディフレクションしきれず、ゴールネットが揺れた。
 
 1点差まで詰め寄ったウェストハムは67分にオビアングをフェルナンデス、73分にクレスウェルをマスアクに代えて、さらに攻勢を強める。
 
 一方のレスターは76分、岡崎とヴァーディーを下げてムサとスリマニを投入。2トップを入れ替えた。岡崎は先制点と3点目のキッカケとなる飛び込みを見せたうえ、攻撃では裏への飛び出しとポストプレー、守備では献身的なプレスを続け、及第点以上の出来だった。
 
 ウェストハムは77分にキャロル、79分にアユーが絶好機を得るも、レスター守備陣が何とか踏ん張ってゴールを許さない。87分にレスターはMFマハレズとDFチルウェルを代え、守備固めに入った。
 
 92分、ウェストハムはFKからゴール前でキャロルがフリーでシュート。しかし、これはGKシュマイケルの右手一本のスーパーセーブに防がれ、同点のチャンスを逃した。レスターも95分、チルウェルの好クロスからスリマニがGKと1対1になるも、決めきれなかった。
 
 結局、このまま3-2でレスターがウェストハムを撃破。レスターはこれで破竹の公式戦4連勝で、Aマッチウィークの休みを迎えることになった。
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