【ACL】広州に先制を許した川崎。30分過ぎに早くも交代策&6ポジションで入れ替え

2017年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

28分に外国人選手のカウンターにしてやられる。

左サイドハーフで先発した大島。前半途中にボランチへポジションを映した。(C) Getty Images

[ACL3節]広州恒大 - 川崎/3月14日(火)/広州

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は3月14日、各地で3節を開催。中国・広州では、広州恒大対川崎フロンターレが21時(日本時間)にキックオフされた。

 試合は一進一退の白熱した攻防に。川崎が持ち前のテンポの良いパスワークでゴールに迫れば、広州も外国籍選手を軸にした鋭いカウンターで川崎ゴールを脅かす。

 川崎は25分、混戦からのボールに反応した阿部がエリア内で左足のシュートを放つが、惜しくも相手GKの好守に阻まれる。

 すると広州は直後の26分、自陣からのロングフィードに抜け出したリカルド・グラルから中央に走り込んだアランへつなげると、川崎も守備陣が対応するもののアランがトゥーキックでのシュートを沈める。広州が1点を先制した。

 先制を許した川崎は、広州の勢いに押し込まれ、防戦が続く。しかし、GKチョン・ソンリョンがファインセーブを連発、また相手シュートがクロスバーに直撃するなど、なんとか追加点を許さずに凌いでいく。

 川崎は34分にボランチの板倉に代えてFW森本を1トップとして投入。左サイドハーフで先発していた大島をボランチに回し、1トップの阿部を左サイドハーフに移した。さらに右SBの井川をCBに、CBで先発の車屋を左SBへ、左SBで先発の登里を右SBに移すなど、6つのポジションで選手の組み換えを施した。

 前半は1-0で広州リードのまま終了した。
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