独走盤石のチェルシー、アザールも「残りも全勝したい」と自信

2017年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

トロフィーをスタンフォード・ブリッジに持ち帰りたい。

昨シーズンの不振から一転、大車輪の働きを見せるアザール。チェルシー攻撃陣を牽引する。(C) Getty Images

 チェルシーは3月6日、プレミアリーグ27節でウェストハムと戦い、エデン・アザールとジエゴ・コスタの得点により2-1で勝利を収めた。
 
 勝点を66に伸ばした首位のチェルシーはこれで7試合無敗(5勝2分け)。今節にエバートンを下した2位トッテナムとの差を10ポイントのままキープし、優勝へ向けてまた一歩前進した。
 
 前半25分に先制点を奪ったアザールは、この日の勝利にさらに自信を深めた様子。イギリスの『エキスプレス』紙が試合後のコメントを報じている。
 
 まず「今日は良い試合だった。シーズンのベストとは言えないけど、たくさんチャンスを作ったし、2ゴールを奪って勝つことができた」とウェストハム戦を振り返ったアザールは、さらにこのまま優勝まで駆け抜けたいと意気込んだ。
 
「トロフィーをスタンフォード・ブリッチに持ち帰る、それが僕らの今シーズンの目標だ。いまチェルシーはトップの座にいる。このまま留まりたいね。あと11試合残っているけど、全試合で勝ちにいきたい」
 
 アザールは2014-15シーズンに、プレミアリーグ、選手協会、記者協会が選出する年間最優秀選手を総なめにする大活躍で、チェルシーの5年ぶりのリーグ優勝に貢献。しかし、昨シーズンはわずか4ゴールと不調に陥り、チームも10位と低迷した。
 
  迎えた今シーズンはアントニオ・コンテ監督の下、3-4-2-1システムのシャドーで完全復活。ここまでチームトップのD・コスタ(17ゴール)に次ぐ11ゴールに加え4アシストをマークするなど、首位を走るチームの中でも圧倒的な存在感を示している。
 
 復活を果たしたアザールがこのまま躍動すれば、チェルシーの2年ぶりのプレミアリーグ制覇は間違いないだろう。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事