【仙台】「我々にとって大事な1日になる」因縁深き次節ホーム戦へ指揮官が決意

2017年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

選手が前向きに真摯に取り組んでいることをぶつけてくれれば。

74分に奥埜の決勝点が決まり、歓喜に沸く仙台ベンチ。次節は3.11のホーム戦だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ2節]磐田  0-1 仙台/3月4日(土)/ヤマハスタジアム

 開幕2連勝を飾った仙台が、最高の流れで次節、ホームで決して忘れることのできない日を迎える。

【磐田 0-1 仙台 PHOTO】奥埜のゴールで仙台が2連勝!

 74分の奥埜の鮮やかな決勝弾で勝利を飾った仙台の渡邉監督は「選手には我慢比べだと話していた。焦れずに試合を進めれば、一つふたつチャンスが来るだろうというのは戦前の予想通りだった」と話し、ゲームプラン通りの戦いだったことを明かした。

 そして次節、神戸とのホーム戦は、東日本大震災が発生した3月11日に迎えることになる。

「その日は我々にとって大事な一日になる」と語った指揮官は、「選手が前向きに真摯に取り組んでいることをぶつけてくれれば、いろんなひとに響くものがあると思うので、選手たちを励まして3.11にぶつけたいと思う」と、ホームゲームへの決意を語った。
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