【J1速報】新助っ人の活躍で鹿島がリーグ戦初勝利!レオ・シルバが移籍後初得点、GKクォン・スンテがPKストップ

2017年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

終了間際のPKをGKクォン・スンテがストップ!

L・シルバの移籍後初得点が決勝点になった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ2節]甲府0-1鹿島/3月4日/中銀スタ

 J1リーグ2節の甲府対鹿島が3月4日、山梨中銀スタジアムで行なわれ、鹿島が1-0で甲府を下した。

 立ち上がりに、いきなり鹿島が決定機を迎える。右からのクロスを受けた金崎夢生が1トラップからボレーシュート。しかし、GK岡大生のファインセーブに阻まれた。
 
 23分には甲府守備陣がクリアをもたついた隙を突いてペナルティエリア内でボールを奪い、最後はペドロ・ジュニオールがシュート。これは上に外れたが、鹿島が押し気味に試合を進めた。
 
 対する甲府は35分、中盤でボールを奪って素早く前線に展開し、ウイルソンがカウンターでシュートまで持ち込んだ。枠を外れたが、これが甲府の初シュートになった。
 
 鹿島は前半終了間際の43分にもチャンスを創出。縦パスを受けたP・ジュニオールが素早く反転し、際どいシュートを放った。
 
 後半に入ると、先に甲府が動いた。足をつった堀米勇輝に代えて河本明人を投入。2トップの一角を入れ替えた。

 すると次第に甲府の攻撃は鋭さが増し、60分には右サイドでフリーになった松橋優がクロスを上げる。精度を欠いてシュートには結びつかなかったが、鹿島の左サイドを崩した良い形の攻撃だった。
 
 しかし62分、先制点を挙げたのは鹿島だった。P・ジュニオールのポストプレーをフォローした金崎が、中央へ横パスを通す。これを受けたレオ・シルバが1トラップから右足を振り抜き、ネットに突き刺した。
 
 L・シルバは移籍後初ゴール。鹿島にとっては公式戦3試合ぶりの先制点となった。
 
 1点をリードした鹿島は、71分に遠藤をベンチに下げて鈴木優磨を投入。84分にはP・ジュニオール代えて永木亮太を入れて中盤の運動量を確保した。
 
 一方の甲府は75分に黒木聖仁、88分に道渕諒平を投入して攻撃をテコ入れする。すると、この交代が奏功し、アディショナルタイムの90+1分に道渕がPKを獲得した。だが、ウイルソンのキックがGKクォン・スンテに阻まれ、同点のチャンスを逃してしまう。
 
 結局、そのまま1-0で鹿島が勝利。J1開幕のFC東京戦に続き、ACL・2節のムアントン・U戦でも敗れていた鹿島にとっては、公式戦3試合ぶりの白星、また今季リーグ戦での初勝利となった。
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