リバプールの戦士だったはずでは…キャラガーが宿敵のシャツを着て“大炎上”

2017年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何を着ているのか分かっているのか?」とリバプール・ファンが激怒。

選手キャリアをリバプールで全うしたキャラガー。しかし、エバトニアンであることが明るみなったことで、アンフィールドのファンからは嫌われるかもしれない。 (C) Getty Images

 元リバプールのDFで、現在は英国メディア『SKYスポーツ』の解説者を務めているジェイミー・キャラガーが、同じ街に本拠を置く宿敵エバートンのシャツを着たことで"炎上"している。地元紙『リバプール・エコー』など複数のメディアが伝えている。
 
 2013年に惜しまれながらリバプールで引退したキャラガーは、翌年から『SKYスポーツ』のメイン解説者として、歯に衣着せぬ発言で人気を博している。
 
 そんな元イングランド代表DFは、取材でエバートンのロメル・ルカクを直撃。その際にエバートンのシャツを着ていたことが、リバプール・ファンの間で波紋を呼び、"炎上"してしまったのだ。
 
 取材後にエバートンのシャツ姿の写真を自身のツイッター上で公開したキャラガーには、ファンから「何を着ているのか分かってるのか?」、「そんなもの脱げ!」、「それを着るためにいくらもらったんだ?」など怒りのツイートが殺到した。
 
 さらに『SKYスポーツ』で同じ番組に出演している元マンチェスター・Uのガリー・ネビルが「彼はエバートンが大好きなんだよ。みんな」と火に油を注ぐようなツイートをしたことで、事態は大きくなっていった。
 
 これを受けてキャラガーは、取材現場がエバートンの練習場であったことを証明する写真をインスタグラム上にアップし、「赤いものを着ることが許されなかった」と、釈明コメントを掲載する騒動にまで発展したのだ。
 
 この一連の流れを見て英紙『デイリーミラー』は、「誰もが、キャラガーがエバートン・ファンとして育ったことは知っている。驚くべきニュースではない」と見解を示した。
 
 実はキャラガーは、1988年にリバプールの下部組織に入団する前までは、父親の影響からエバトニアン(大のエバートン・ファンの意)として育っていたため、『ミラー』紙は、今回のシャツの着用も「当然のことである」と綴っている。
 
 仕事絡みのツイートから大騒動になってしまったキャラガー。今後、リバプール・ファンとの関係を修復できるのか?
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