乱打戦を制したマンC! ペップは敵の力を認めつつ「良い結果」

2017年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「モナコ相手にクリーンシートは不可能だと分かっていた」

先勝したものの、難しい第2レグを残すこととなったペップ。いかなる手を打ってくるか!? (C) Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ・決勝トーナメント1回戦の第1レグ、マンチェスター・シティは5-3でモナコを下した。
 
 ホームのシティは先制したものの逆転を許し、いったんは追い付くも勝ち越されるという苦しい展開となったが、そこから3ゴールを挙げて先勝を飾った。
 
 とはいえ、アウェーチームに3点を献上したことで、敵地での第2レグも厳しい戦いとなることは必至である。
 
 激しい戦いを終えた後、シティの選手、監督は以下のように試合の感想、そしてリターンマッチに対する展望を語っている。(『ESPN』『BBC』『L’EQUIPE』より)
 
◇ラヒーム・スターリング
 
 とてもタフな試合だった。モナコには最後まで苦しめられた。そんななかでのこの結果は、我々にとっては良いものだったと言える。
 
 難しい状況のなかで、我々はよく戦ったと思う。苦しむ場面もあったが、自分たちのプレーをすることができた。
 
◇ジョン・ストーンズ
 
 3失点は多過ぎたし、我々はもっとしっかり守らなければならなかったと思う。ただそれ以上に、相手が偉大なスピリットをもってこの試合に望み、素晴らしいゴールを挙げたのも事実だ。
 
(勝ち越しとなる4点目を挙げたことについて)我々は多くのチャンスを作り、PKを貰っても良い場面も幾つかあった。ゴールが必要だった場面で自分がそれを決められたことについては、とても嬉しく思っている。
 
◇ジョゼップ・グアルディオラ監督
 
 多くのことが起きた試合だった。我々にとってはラッキーな試合だったとも言える。ただ我々は常に、精神的に安定していた。
 
 モナコのような、スピードのあるチームとの戦いは簡単ではない。彼らを相手にクリーンシートは不可能だと分かっていたので、多くのゴールを奪う必要があった。ゆえに5-3というスコアは、良い結果だった。
 
 モナコは2004年に決勝に進出するなど実績のあるチームだが、我々がこのレベルで戦えるようになったのは、この5、6年のことだ。
 
 第2レグでは、できるだけ多くのゴールを狙っていく。もし無得点に終われば、それは我々の敗退を意味することになる。
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