【現地1月10日の主な移籍】ヨベティッチが清武所属のセビージャ、アマチュア選手がアーセナルへ! ミランは第2GKを入れ替え

2017年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヨベティッチは清武のライバルにも。

ステバン・ヨベティッチ(インテル→セビージャ)(C)Getty Images

■ステバン・ヨベティッチ
・27歳/FW/モンテネグロ代表
・インテル→セビージャ(レンタル)
 2015年夏に加入したインテルでは故障の多さもあって本領を発揮できず、今シーズンも途中出場のみにとどまって退団を模索。古巣フィオレンティーナやミラン、シャルケ、ボルシアMG、そして中国などへの移籍が囁かれたが、結局は1400万ユーロ(約16億8000万円)での買い取りオプションが付いているレンタルでセビージャに新天地を求めた。2列目より前ならポジションを選ばない技巧派だけに、ここまで出番の少ない清武弘嗣の状況はさらに苦しくなるかしれない。

■ホルガ―・バドシュトゥバー
・27歳/DF/ドイツ代表
・バイエルン→シャルケ(半年レンタル)
 才能は高く評価されながら、怪我に泣かされ続けてきた悲運のDF。今シーズンも序盤戦を怪我で棒に振り、復帰後もベンチを温めるばかりだった。左足のフィード能力の高さを認めていた前指揮官ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・Cへの移籍も噂に上るも、シャルケと半年レンタルで合意した。新天地の3バックではCBの左か中央が主戦場になりそうだ。
 
■コーエン・ブラマル
・20歳/DF/イングランド国籍
・ヘドネスフォード・タウン→アーセナル(完全移籍)
・移籍金:不明
 働きながら7部リーグのヘドネスフォード・タウンでプレーしていた無名の攻撃的左SBが、トライアル参加したアーセナルで合格を勝ち取って見事に契約。7部から名門アーセナルへ、まるで漫画のようなステップアップを果たした。アーセン・ヴェンゲル監督は「身体能力が素晴らしい。若い頃のアシュリー・コールに似ているんだ。まだプレミアで戦う準備はできていないがね」と語り、当面はU-23チームで成長を即すことになりそうだ。
 
■マルコ・ストラーリ
・40歳/GK/イタリア国籍
・カリアリ→ミラン(半年レンタル)
 怪物ジャンルイジ・ドンナルンマの影でまったく出番がないガブリエウが移籍を志願し、カリアリとの間でストラーリとのトレードが成立。全盛期はネコのようなしなやかな動きでスーパーセーブを連発したベテランGKにとっては、7年ぶりのミラン復帰だ。
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