【選手権】千葉内定の高橋が決勝点! 青森山田が柴崎を擁した09年度以来の決勝へ

2017年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

一時は追いついた東海大仰星は健闘及ばず。

決勝点を決める高橋(10番)。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[選手権準決勝] 青森山田 2-1 東海大仰星/2017年1月7日/埼玉

 第95回全国高校サッカー選手権大会は1月7日、準決勝の2試合が埼玉スタジアム2○○2で行なわれる。第1試合では、高円宮杯プレミアリーグ覇者の青森山田と、優勝候補の東福岡を破った東海大仰星が激突。2-1で青森山田が接戦を制し、決勝進出を決めた。

【PHOTOギャラリー】青森山田×東海大仰星

 試合は前半23分に動いた。青森山田のDF三国スティビアエブス(3年)が左サイドから持ち込み、ペナルティエリア内から右足のシュート。これがゴールネットを揺らし、青森山田が先制した。

 しかし、ここまで快進撃を続けてきた東海大仰星もすぐさま反撃。26分、左サイドから打開し、最後はキャプテン松井修二(3年)が右足で叩き込み、同点に追いついた。

 追いつかれた青森山田だが、ここで役者が仕事をする。41分、ロングスローからチャンスを掴むと、来季のJ2千葉入団が内定している高橋壱晟(3年)がこぼれ球を拾い、右足を一閃。強烈なシュートでゴールネットを揺らした。

 後半に入ると、試合は一進一退の展開に。青森山田が押し気味に試合を進めるが、東海大仰星もカウンターから同点を狙う。終盤には東海大仰星に二度の決定的なチャンスが訪れるが、青森山田GK廣末陸(3年)の好守もあり、得点を奪いきれない。

 結局、青森山田が1点のリードを守りきり、柴崎岳(鹿島)を擁して準優勝した2009年度大会以来、7年ぶりの決勝進出を決めた。

【PHOTOギャラリー】前橋育英 1-0 佐野日大
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