【選手権】編集部が選ぶブレイク必至の必見タレント30~MF編

2016年12月22日 高校サッカーダイジェスト編集部

ガンバが見初めたふたりのMFとは?

ガンバ大阪への入団が内定している高(市立船橋)。フットボールIQが図抜けて高い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 いよいよ12月30日に開幕する全国高校サッカー選手権。4134校から選ばれた48のチームが首都圏に集い、今年も熱いバトルを繰り広げる。
 
 ここでは、高校サッカーダイジェスト編集部が厳選した本大会の必見タレントを紹介。Jクラブ入りが内定している注目株や伸び盛りの上昇株など、第95回大会でブレイクしそうな選手を、ポジション別に公開する。フォトギャラリーと合わせてチェックしてほしい。
 
 Part.2の今回は、MF編だ。市立船橋の命運を握るボランチ・高、大会連覇を狙う"赤い彗星"の10番・藤川など、一見の価値ありの実力者ばかりだ。
 
【MF編】のフォトギャラリーはこちら
【Part.1 FW編】はこちら
 
【高校サッカーダイジェスト厳選/高校選手権必見タレント】
Part.2 MF編

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大塚 諒 おおつか・りょう
前橋育英(群馬)/3年
現チームでは唯一、昨年から主力を担っているボランチだ。中距離パスを左右に振り分け、運動量が豊富な"タイガー軍団"の心臓部を担う。「まずは埼スタ」と目標を語る主将は、準々決勝で敗れた昨年より上を見据えている。
 
 
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千葉東泰共 ちばと・ひろと
鵬学園(石川)/3年
石川の絶対王者・星稜の連続出場を17でストップした鵬学園の牽引車だ。相手をいなすように前進するドリブル、正確に枠を捉えるシュートに自信を持つ。「代表の選手とかを上回っていることを証明したい」と意気軒昂だ。
 
 
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薬真寺孝弥 やくしんじ・たかや
長崎総科大附(長崎)/3年
名将・小嶺監督が人間性を高く評価する長崎総科大附の主将。シーズン当初はリベロとして奮闘し、インターハイ、選手権予選はトップ下として得点王に。全国屈指の万能プレーヤーは「得点王を目指したい」と決意を示す。
 
 
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髙江麗央 たかえ・れお
東福岡(福岡)/3年
ガンバ大阪入団内定
前回王者に最も欠かせない存在のMFはすでにG大阪入りが内定。攻撃を組み立て、突破口を開き、得点を決めるキーマンで、走行距離の長さも見逃せない。大会途中にベンチ要員となった昨年の悔しさを糧に飛躍を遂げる。
 
 
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高 宇洋 こう・たかひろ
市立船橋(千葉)/3年/ガンバ大阪入団内定
インターハイ後にG大阪と仮契約した俊英で、シュートセンスや突破力が光る。攻守でボールに関与し続けることを重視し、陰の存在になるのを厭わないMFは「日本で一番強くなければならないチーム」を根底から支える。


 
 

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