【クラブW杯】シュート0の前半を終え「慌てず回そう」と石井監督。「後半は安定した」と安堵

2016年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

南米王者については「駆け引きが巧い」と分析。

冷静に戦況を見極めた采配でチームを勝利に導いた石井監督。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[クラブW杯準々決勝] 鹿島2-0マメロディ/12月11日/吹田スタジアム
 
 アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズを破り、準決勝へと駒を進めた鹿島。試合後に石井正忠監督は選手たちへの感謝を口にした。
 
 まず、指揮官は試合後のインタビューで、「前半は相手のフィジカルの部分や間合いの取り方に戸惑ってしまった」と、シュート0本と押し込まれた前半を振り返った。
 
「テンポよく、慌てずにボールを回そうと話した」とハーフタイム中の指示について話した石井監督は、「相手陣内でボールを落ち着いて持てた。それが良いバランスで試合を運べた要因。得点の形もとても良かったので、非常に安定した戦い方ができた」とチームのパフォーマンスに満足感を示した。
 
 鹿島は、中2日で南米王者のアトレティコ・ナシオナルとの一戦を迎えることになるが、石井監督は「南米のチームは、駆け引きの面で賢く戦うチームが多い。当然、技術も高い。その辺を見極めて安定した戦いをできればいい」と、重要な試合に向けて気を引き締めた。

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