【クラブW杯】マドリーびいきのスペイン紙も日本王者が“スパニッシュ”オークランドを破ると報道

2016年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「鹿島は素晴らしい1週間を継続」

鹿島の勝利は、スペインでも詳しく伝えられている。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズが勝利を飾った12月8日のクラブワールドカップ開幕戦は世界各国でも報道されているが、今大会の出場チームであるレアル・マドリーの母国スペインでも、鹿島の勝利が伝えられている。
 
 スペイン国内ではマドリーびいきで知られる『マルカ』紙は、開幕戦の内容を「"スパニッシュ"オークランドが開幕戦で敗れる」と題した記事で詳報。スペイン人のラモン・トゥリブリエッチ監督に率いられたオークランド・シティが韓国人MFのキム・デウクのヘディングシュートで先制するも、鹿島は「ベンチメンバーが試合終盤に輝きを見せた」としている。
 
 そして、67分の赤崎秀平の同点ゴールに続き、87分の金崎夢生のゴールを「日本人の連動性のあるプレーが終了2分前の決勝点を生み出す」と伝え、「ゴールを奪ったふたりの得点者はいずれもベンチで試合をスタートさせていた」と控えメンバーの活躍を報じた。
 
 また同紙は、鹿島アントラーズというクラブについて「ジーコがプレーしたこともある鹿島は、今大会がクラブワールドカップ初出場。日本ではリーグ優勝8回と最もタイトルを獲得しているチームだが、いまだアジアチャンピオンになったことはない」と紹介。
 
 さらに、オークランド・シティが3位となった2014年大会以来の勝利を逃した一方で、「鹿島は先週土曜に日本の王者となって以来、素晴らしい1週間を継続している」と対比して報じた。
 
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