【クラブW杯】赤崎、同点弾直後の逸機を悔やむ「ヒーローになり損ねた…」

2016年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

同点ゴールの直後に、再び決定機が…。

同点弾を決めた赤崎(18番)がアシストの永木と抱き合う。(C) SOCCER DIGEST

[クラブW杯開幕戦]鹿島アントラーズ 2-1 オークランド・シティ/2016年12月8日/横浜国際総合競技場
 
 63分、小笠原に代わってピッチに立った赤崎は、悪い流れを断ち切ろうと考えていた。
「前半からあまり良い形ができていなかったので、途中から入ったらシュートを打ってゴールに絡もうと思っていた」

 そして、チャンスはわずか4分後にやってきた。細かいパス交換から縦に抜け出した永木の折り返しが赤崎のもとへ。
「あれは決めるべきゴール」
 そう振り返った背番号18は、右足を一閃。インサイドに掛けて丁寧に放ったシュートがゴールネットを揺らした。

 チームを救う一発を決めたストライカーだが、試合後のインタビューで見せたのは納得の表情ではなかった。
「(同点ゴールのあと)ビッグチャンスもありましたし、ヒーローになり損ねたかなと思う」

 同点弾の直後の69分、柴崎からの縦パスに抜け出した赤崎のシュートは、ゴール左にわずかに外れた。決まれば決勝点の可能性もあっただろう。

 しかし、赤崎は「次も必ず取れると思うので、良い準備をしたい」と前を向く。「貴重な体験を経験にするだけでなく、勝利で自分たちのものにしたい」と語る25歳が、アフリカ王者相手にも何かやってくれそうな予感だ。

【クラブW杯PHOTO】 鹿島2-1オークランド・シティ|金崎の決勝点で鹿島が勝利
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