ラニエリが岡崎を「常に力強いメッセージを発してくれている」と称賛! 地元メディアも「命綱となった」と高評

2016年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

5戦連続未勝利に「何をやっても上手くいかない」と嘆くラニエリ。

サンダーランド戦でチーム唯一のゴールを挙げた岡崎。その活躍を地元メディアが改めて評価した。 (C) Getty Images

 レスター率いるクラウディオ・ラニエリ監督が、12月3日に行なわれたプレミアリーグ第14節のサンダーランド戦を振り返った。地元紙『レスター・マーキュリー』が伝えている。
 
 前半をスコアレスで折り返したレスターだったが、64分にロベルト・フートのオウンゴールで先制点を献上すると、77分にジャーメイン・デフォーに追加点を奪われてしまう。80分に岡崎慎司のゴールで一矢報いるも、反撃はその1点どまりで、1-2で敗れた。
 
 これでプレミアリーグ5戦未勝利となったチームの現状についてラニエリ監督は、「何をやっても上手くいかない」と嘆いた。
 
 しかし、イタリア人指揮官は、「戦いは長い。サッカーとはそういうものであり、スポーツとはそういうものだ。良い時期も悪い時期もある。悪い時期だからこそ団結し続けるべきだ」と気丈に振る舞い、さらに唯一の得点を決めた岡崎については次のように語っている。
 
「シンジは常に力強いメッセージを発してくれている。他のチームメートと同じようにハードワークをするし、ピッチでは力強いプレーを見せてくれる。とても良くやってくれた」
 
 指揮官からの評価を高めた岡崎には、現地メディアも賛辞を送っており、『レスター・マーキュリー』は、「死んで埋葬されそうだったレスターだったが、グレイの見事なアシストから岡崎が最高のゴールを決めてチームの命綱となった」と高評を記した。
 
 レスターは、12月7日にチャンピオンズ・リーグのグループステージ最終節でポルト戦、12月10日にマンチェスター・Cとのアウェーゲーム(プレミアリーグ15節)に臨むが、強豪との連戦で評価を高めている岡崎は起用されるのか? ラニエリ監督の選択に注目したい。
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