クラシコで劇的同点弾を決めたS・ラモスが「今日のゴールを捧げる」とシャペコエンセへメッセージ

2016年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「少し汚いくらいだった」と9万人超が詰めかけたクラシコを振り返るS・ラモス。

マーカーのマスチェラーノを外し、同点弾を決めたS・ラモスは、守備も統率し、バルサのMSNに目立った仕事はさせなかった。 (C) Getty images

 12月3日(現地時間)、バルセロナのカンプ・ノウでリーガ・エスパニョーラの14節、バルセロナ対レアル・マドリーの『クラシコ』が開催された。
 
  互いに隙を見せずに前半をスコアレスで折り返した試合は、53分にネイマールのFKにスアレスがヘディングで合わせてネットを揺らしてバルサが先手を奪う。
 
 バルサとの勝点差を縮められたくない首位のマドリーは、87分と89分に立て続けにチャンスを作ると、90分にモドリッチがFKから柔らかいボールを中央に送り込むと、S・ラモスが頭で押し込んで、土壇場で振り出しに戻した。
 
 結局、試合はそのまま1-1で終了し、首位のマドリーと2位のバルサの勝点差は6のままとなった。
 
 これまでもビッグマッチで、ヘディング弾を炸裂させクラブを窮地から救ってきたキャプテンのS・ラモスは試合後、「今日は何かを持ち帰ることがとても重要だった。チームはハードワークを続けて、大きな仕事をやってのけた。結果はフェアーと言えるものじゃないだろうけどね」と、チームを称賛しつつ、最大のライバルから勝利を奪った最低限の結果に満足感を示した。
 
 さらにS・ラモスは得点シーンについて「モドリッチから素晴らしいボールがきたんだ。本当に嬉しいよ」と振り返り、試合内容については、「とても競争的な試合だったね。前半から僕らはいくつかのチャンスを作ったけど、効率は良くなかった。でも、僕らは今日の報酬に見合うプレーはできていたと思うよ」とコメントした。
 
 スタジアムに9万8485人のファンが詰めかけた一戦は、局面で激しく衝突するシーンも見られたが、「信じられないほど激しくなったね。それくらいにクラシコが危険な戦いだってことだよ。少し汚いくらいだったね。でも、本来はスポーツマンシップを持った同僚なんだからあってはならないことさ」とS・ラモスは語っている。
 
 また、殊勝な活躍をしたスペイン代表CBは、試合直後に自身のツイッターも更新。11月28日にコロンビアのメデジン近郊で起きた飛行機墜落事故で亡くなったシャペコエンセにメッセージを残した。
 
「このポイント、そしてゴールをシャペコエンセのファミリーたちに捧げる #ForçaChape」
 
 自身の劇的同点弾を痛ましい事故で命を絶たれた仲間に捧げたS・ラモスは、「まだシーズンは長い道のりが残っている。でも、リーグの運命が自分たちの手中にあるのは悪くない」と今後の戦いを見据えた。
 
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