元イングランド代表のザハ、自身のルーツがあるコートジボワールに代表変更を決意!

2016年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

コートジボワール生まれ、イングランド育ちのウインガーが決意。

今シーズンは、公式戦14試合で2得点とコンスタントに出場しているザハ。まだ24歳と伸び盛りのウインガーは来年1月に開催されるアフリカ・ネーションズカップの出場を目指しているという。 (C) Getty Images

 クリスタル・パレスに所属するイングランド代表MFのウィルフリード・ザハがコートジボワール・サッカー協会と会談し、コートジボワール代表としてプレーする意向を明らかにしたとイギリスメディア『BBC』が報じた。
 
 現在24歳のザハは、コートジボワールのアビシャンで生まれ、4歳の時に渡英。12歳でクリスタル・パレスの下部組織で入り、2010年にトップチームデビューを飾った。2012年の1月にマンチェスター・Uに移籍し、2014年の夏にはクリスタル・パレスに復帰していた。
 
 ザハは2012年11月14日のスウェーデン戦でイングランド代表としてデビューしていたものの、その試合は親善試合であったために、国際サッカー連盟(FIFA)の規定違反とはならず、他国代表への鞍替えも可能となっている。
 
『BBC』によれば、コートジボワールの国籍を持つザハの招集に障害がないと判断した同国のサッカー協会は、来年1月に開催されるアフリカ・ネーションズカップでの代表入りに向けてFIFAに公式な書類を送っており、近く正式に発表するという。
 
 なお、同じような代表チームの変更は、ドイツ代表として出場経験のあるロマン・ノイシュテッターが自らのルーツであるロシア代表へと転身し、今年7月に開催されたEURO2016に出場したというケースがある。
 
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