【CS準決勝】決勝点の金崎が団結を強調「石井さんを中心にまとまっていた」

2016年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

自らの決勝弾でチームを決勝に導く。

[Jリーグチャンピオンシップ準決勝] 川崎 0-1 鹿島/11月23日/等々力

 0-0で迎えた50分だった。左サイドの山本から鋭いアーリークロスが入る。ニアサイドに飛び込んだ金崎がDFの手前に身体をねじ込むと、頭でボールをとらえ、ゴール右に流し込んだ。

「本当にいいボールが入った。合わせるだけでした」

 試合を決める値千金の決勝弾を、事も無げにそうに振り返った金崎。しかし、ニアサイドへの飛び込みのタイミングといい、DFの手前でボールをとらえ逆サイドに流し込む技術といい、国内屈指のストライカーとしての技術をまざまざと見せつける一発だった。

 そして、自らの決勝弾で試合を決めた金崎は、勝利の要因を"団結力"に求めた。
「石井さんを中心にチームがまとまっていいプレーができたと思う」

 今年8月の湘南戦では、自らを途中交代とした石井監督に食って掛かり、"代表落ち"の騒動にまで発展した。そうした経緯もあっただけに、余計にチームの和を意識するところがあったのかもしれない。

「この1年間、石井さんのもとにみんなが集まってやってきたので、結果として出せるように頑張りたい」
 決勝への意気込みを、エースは力強くそう語った。


【川崎 0-1 鹿島 CS準決勝PHOTO】 3位からの下剋上で鹿島が決勝進出!
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