【CL5節】マドリー、ユーベなど5チームが新たに勝ち抜け! トッテナム敗退、セビージャはリヨンとのスリリングな最終決戦へ

2016年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

香川2得点、岡崎は先制点を挙げる活躍! 清武は出場ならず。

C・ロナウドは古巣相手にゴールはならなかったが、フランス人2人のゴールで、マドリーは20シーズン連続のベスト16入りを果たした。 (C) REUTERS/AFLO

 11月22日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)はグループステージ第5節の8試合が欧州各地で行なわれた。
 
 突破2チームが決定したのは、グループEとF。前者はモナコがトッテナムをホームで下し、首位での決勝トーナメント進出を決めた。2位レバークーゼンと3位トッテナムの勝点差は3だが、直接対決の成績で前者が上回るため、この時点で順位が確定している。
 
 グループFは、ドルトムントは前節で勝ち抜けを決めていたが、レアル・マドリーもスポルティングを敵地で下し、2位以内を確定させた。最終節はマドリーホームの首位決定戦となる。
 
 ドルトムントはレギア・ワルシャワ相手に、ホームで8-4というド派手な試合を展開。CLにおける1試合最多得点記録を更新したが、チームのゴールラッシュの口火を切ったのは、公式戦4試合ぶりの出場となった香川だった。彼は同点ゴールから1分後、2点目も挙げている。
 
 同じ日本人では、レスターの岡崎がCLでの初ゴールを記録。彼の先制点で勢いに乗ったレスターは、マハレズの追加点でクラブ・ブルージュを下し、無敗のままクラブ史上初のグループステージ突破を決めた。
 
 もうひとりの日本人選手、セビージャの清武はベンチ入りしたものの、出場機会は訪れず。チームはユベントスとの首位攻防戦を1-3で落とし、最終節、勝点3差の3位リヨンと雌雄を決することとなった。
 
 ホームでの対戦では勝利を飾っているセビージャだが、最少得点差(1‐0)だっただけに、敵地でのリヨン戦は非常にスリリングなものとなりそうだ。
 
 ユベントスは逆転勝ちで勝点を11に伸ばし、3シーズン連続でのベスト16進出を決定。今シーズンの目標である欧州制覇に向けて、第一関門を突破した。
 
 CLグループステージ第5節の残り8試合は、本日行なわれる。
 
◇グループE
CSKAモスクワ 1-レバークーゼン
得点:C=ナトホ(76分) フォラント(16分)
 
モナコ 2-トッテナム
得点:モ=シディベ(48分)、ルマール(53分) ト=ケイン(52分)
 
順位
☆1位:モナコ 勝点11
☆2位:レバークーゼン 勝点7
3位:トッテナム 勝点4
4位:CSKAモスクワ 勝点3
 
◇グループF
ドルトムント 8-レギア・ワルシャワ
得点:ド=香川(17・18分)、シャヒン(20分)、デンベレ(29分)、ロイス(32・52分)、パスラック(81分)、オウンゴール(90+2分) レ=プリヨビッチ(10・24分)、クハルツィク(57分)、ニコリッチ(83分)
 
スポルティング 1-レアル・マドリー
得点:ス=アドリエン(80分) レ=ヴァランヌ(29分)、ベンゼマ(87分)
 
順位
☆1位:ドルトムント 勝点13
☆2位:レアル・マドリー 勝点11
3位:スポルティング 勝点3
4位:レギア・ワルシャワ 勝点1
 
◇グループG
コペンハーゲン 0-ポルト
 
レスター 2-クラブ・ブルージュ
得点:レ=岡崎(5分)、マハレズ(30分) ク=イスキエルド(52分)
 
順位
☆1位:レスター 勝点13
2位:ポルト 勝点8
3位:コペンハーゲン 勝点6
4位:クラブ・ブルージュ 勝点0
 
◇グループH
セビージャ 1-ユベントス
得点:セ=パレハ(9分) ユ=マルキージオ(45+2分)、ボヌッチ(84分)、マンジュキッチ(90+4分)
 
ディナモ・ザグレブ 0-リヨン
得点:ラカゼット(72分)
 
順位
☆1位:ユベントス 勝点11
2位:セビージャ 勝点10
3位:リヨン 勝点7
4位:ディナモ・ザグレブ 勝点0
 
※☆は決勝トーナメント進出を決めたチーム
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