【J2】敵地で痛恨の敗戦… 松本の不敗記録は16で途切れ、札幌と勝点3差で最終節へ

2016年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

2点ビハインドから1点差に迫るも及ばず。

厳しい表情でサポーターに挨拶する田中(3番)ら松本の選手たち。町田に敗れ、首位札幌と3ポイント差で最終節を迎える。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J2リーグ41節]町田 2-1 松本/11月12日/町田

 前節、首位の札幌に勝点で並んだ松本が、敵地で町田に敗れた。

【写真】町田はホーム最終戦で勝利!松本は次節に昇格を懸ける

 会場の町田市陸上競技場は、町田のホーム最終戦ということもあり、スタンドは9519人と満員に膨れ上がった。そのホームの大歓声に押された町田が立ちが上がりから攻勢に出る。

 12分、谷澤のクロスから中島がボレーシュートを放つと、これが相手DFに当たり、そのままゴール。町田が先制点を挙げる。

 さらに町田が畳み掛ける。前半アディショナルタイム、再び谷澤の突破からチャンスを広げ、谷澤のクロスに中島が折り返すと、仲川が右足で押し込み追加点。町田が2点をリードして前半を終了した。

 自動昇格へ最終節を有利な立場で迎えるためにも、敗戦は免れたい松本は後半に猛反撃。町田を自陣に押し込むと、66分、まずは高崎のゴールで1点差に迫る。

 さらに波状攻撃を仕掛け、パウリーニョ、石原、田中らがゴールに迫るが、ことごとく町田守備陣の身体を張った守備に阻まれ、ゴールが遠い。

 結局、町田がホーム最終戦を2-1と勝利で飾った。松本は不敗記録が16で途切れ、勝点81のまま。勝利した首位の札幌に再び勝点3ポイントの差をつけられ、11月20日にホームでの最終戦(対横浜FC)を迎える。
 
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