【浦和】第2ステージ優勝もキャプテン阿部は「ここからが難しい一歩になる」

2016年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まだまだ終わりじゃない」

中盤の底で攻守の舵を握るだけでなく、時には最前線に飛び出して攻撃のアクセントにもなった。主将の阿部が試合運びに安定感をもたらした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第2ステージ16節] 磐田 0-1 浦和/10月29日/エコパ

 第2ステージ優勝にも、浦和は浮かれることなく前進を続けるのみ――。キャプテンの阿部が試合後のインタビューで、そんな心境を語っている。

 第2ステージ優勝が懸かった磐田との一戦は、チャンスを掴みながらもGkカミンスキーの再三の好守に阻まれる展開に。しかし、阿部は「簡単な試合ではなかったが最後まで我慢して失点しなければ、点は取れると思っていた」と焦れずに戦いきれたことを強調した。

 第2ステージ優勝は決まったものの、年間勝点では1ポイント差で追う川崎が勝ったため、年間1位の確定は最終節にお預けに。ステージ優勝にも、そこまで感慨にふけったそぶりは見せない。

「まだまだ終わりじゃない。サポーターの皆さんと共に歩んでここまで来たが、ここからが難しい一歩だと思う」と話し、年間1位とその先にあるチャンピオンシップに向けて、気持ちを引き締めていた。
 
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