久保建英よりも早くトップデビュー!“英国最高の15歳”をリバプールが獲得へ

2016年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

東京五輪出場も十分にありえる。

いまだあどけなさが残るオビ。英国注目の逸材をリバプールが素早く買い付けた。 ※写真はベリー公式より

 リバプールがイングランド3部のベリーに所属する15歳のDFエメカ・オビを獲得することで合意したと、現地時間10月27日に英紙『デイリー・メール』が報じた。
 
 ベリーの下部組織で育ったオビは、今年の8月30日に行なわれたEFLトロフィーカップのモアカム戦でクラブ史上最年少となる15歳と86日という若さでトップチームデビュー。イングランドで大きな注目を集め、ストークも獲得を狙っていたが、リバプールが争奪戦を制した格好だ。
 
 トップチームに昇格する前はU-18でプレーしていたナイジェリア人CBをベリーのデイビッド・フリットクロフト監督は、「私は、彼が15歳の中では飛び抜けた、最高の逸材だと思っている」と称賛している。
 
 同紙によると、オビがプレミアリーグでプレーするためにはビザの登録が必要で、現在はイングランド・サッカー協会とフットボールリーグ(イングランド2部から4部)の承認待ちだという。
 
 すでにオビのツイッタープロフィールには、『リバプールFCのフットボーラー』と明記されており、公式発表されるのは時間の問題のようだ。
 
 なお、地元紙『ベリー・タイムズ』によれば、リバプールはオビに対して年俸10万ポンド(約1280万円)を超える額を準備しているようだが、契約してもすぐにトップチームに加えるつもりはなく、当面はU-18チームでプレーさせるだろうとしている。
 
 日本で注目を浴びている15歳、久保建英と同年齢のDFオビ。この未完の大器が順調にステップアップをすれば、ナイジェリア代表として東京五輪で日本代表と対戦するかもしれない。
 
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