【U-19代表】スタジアムの芝も敵に!? 三好「思うように前へ進んでくれない」

2016年10月19日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

日本にとってはある意味、馴染み深いスタジアム。

リファーにあるバーレーン・ナショナル・スタジアム。過去にはロンドン五輪や06年W杯の最終予選でも使用され、各世代の代表がこのピッチで激闘を演じてきた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 U-19日本代表は、ここまでのグループリーグ2試合をバーレーン・ナショナル・スタジアムで戦っている。バーレーン中北部の都市リファーにあるこのスタジアムは、2011年のロンドン五輪最終予選や05年のドイツ・ワールドカップ最終予選でも使用されるなど、ある意味、日本にとっては馴染みのある場所だ。

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 今回もそのスタジアムでグループリーグ3試合を戦うことになってるが、U-19代表の選手たちは芝生の対応にやや苦戦しているようだ。1戦のイエメン戦後、岩崎悠人(京都橘高)が「後ろから来るボールが止まる感覚があった」と話せば、2戦目のイラン戦後に三好康児(川崎)も「思うように前へ進んでくれない」と漏らした。
 
 プレス席から見る限り、荒れているところはなく、いたって状態は良好。ただ、実際にピッチで戦っている選手によると、思いのほか芝生が深いという。そのため、ボールが走らず止まってしまう感覚に陥っているようだ。
 
 もっとも、「それは相手も一緒」(三好)。2試合を戦って、「チームとしても、個人としても成長もしていますし、まったく問題はない」(三好)という。第3戦は勝てば無条件でグループ突破が決まるカタール戦、是が非でも勝利を挙げたい。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
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