「何一つ結果を残せなかった」ついに先発落ちで“屈辱”の終盤投入…精彩を欠く久保建英の現状にソシエダ番記者が厳しい指摘「深刻なのは…」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2026年09月02日
無関心ほど恐ろしいものはない
レアル・ソシエダのホキン・アペリバイ会長がママドゥ・サールとエクトル・フォルトの入団会見に姿を現し、今夏初めて公の場で口を開いた。広報担当が練り上げた筋書き通り、そのメッセージは極めて簡潔だった。
迷走が続く補強戦略に対しサポーターが苛立ちを募らせるなか、クラブのトップは何食わぬ顔で「満足のいく夏を過ごせた」と断言。補強リストに名を連ねていた選手たちは誰もが加入を熱望していたと強調し、今夏の最大の目標は、昨シーズン、2部残留の快挙を成し遂げたサンセ(Bチーム)の若手にトップチームの枠を空けることだったと語った。
会見で最も繰り返されたのは「進化」という言葉だった。トップとBチームの格差を埋め、すべてのコンペティションで上位を争える集団へと育て上げる。じっくりと時間をかけて育てる手法は忍耐を要し、自身の椅子を守るためにも結果を出し続けることが前提となる。
会見中、アペリバイはあるクラブからひとりの主力の獲得にかかる移籍金について問い合わせがあったものの、交渉を拒否したと明かした。様々な憶測が飛び交ったが、名前の公表を断固として拒んだ。
それがタケ・クボ(久保建英)でないことだけは確かだ。その場にいた誰もが彼の名前を挙げなかったはずであり、その事実こそが危険な兆候と言える。タケの「進化」は決して順調ではない。
最近のパフォーマンスは低調で、ピッチ上での影響力は急激に落ち込んでいる。悲観論者たちは「先発で起用するレベルにない」と切り捨てるが、冷静な視点を持つ者なら、昨シーズン彼を襲った度重なる怪我が本来の輝きを奪った事実を忘れてはいない。これは単なる言い訳ではなく、ピッチ上で起きた紛れもない現実だ。
今シーズンここまでの歩みを振り返れば、ベティス戦こそ無難な出来にまとめたものの、大一番だったレアル・マドリー戦では期待を大きく裏切り、続くホーム開幕戦となったエスパニョール戦ではベンチスタートを強いられた。マタラッツォ監督からの明確な警告と受け取れる。
迷走が続く補強戦略に対しサポーターが苛立ちを募らせるなか、クラブのトップは何食わぬ顔で「満足のいく夏を過ごせた」と断言。補強リストに名を連ねていた選手たちは誰もが加入を熱望していたと強調し、今夏の最大の目標は、昨シーズン、2部残留の快挙を成し遂げたサンセ(Bチーム)の若手にトップチームの枠を空けることだったと語った。
会見で最も繰り返されたのは「進化」という言葉だった。トップとBチームの格差を埋め、すべてのコンペティションで上位を争える集団へと育て上げる。じっくりと時間をかけて育てる手法は忍耐を要し、自身の椅子を守るためにも結果を出し続けることが前提となる。
会見中、アペリバイはあるクラブからひとりの主力の獲得にかかる移籍金について問い合わせがあったものの、交渉を拒否したと明かした。様々な憶測が飛び交ったが、名前の公表を断固として拒んだ。
それがタケ・クボ(久保建英)でないことだけは確かだ。その場にいた誰もが彼の名前を挙げなかったはずであり、その事実こそが危険な兆候と言える。タケの「進化」は決して順調ではない。
最近のパフォーマンスは低調で、ピッチ上での影響力は急激に落ち込んでいる。悲観論者たちは「先発で起用するレベルにない」と切り捨てるが、冷静な視点を持つ者なら、昨シーズン彼を襲った度重なる怪我が本来の輝きを奪った事実を忘れてはいない。これは単なる言い訳ではなく、ピッチ上で起きた紛れもない現実だ。
今シーズンここまでの歩みを振り返れば、ベティス戦こそ無難な出来にまとめたものの、大一番だったレアル・マドリー戦では期待を大きく裏切り、続くホーム開幕戦となったエスパニョール戦ではベンチスタートを強いられた。マタラッツォ監督からの明確な警告と受け取れる。
さらに深刻なのは、タケ本来の魅力である躍動感や閃き、競争心が影を潜めている点だ。先発だろうと途中出場だろうと常に前へ仕掛けるのが彼の代名詞だった。おまけにこの日は若手のマルシャルよりも後にピッチへ送り出された。屈辱的な瞬間だったことは想像に難くない。
居場所を脅かされた選手がなすべきことは、一刻も早くそれを取り戻すこと以外にない。しかし、アディショナルタイムを含めたわずか15分余りの出場時間で、タケは何一つ結果を残せなかった。守備網を切り裂くことも、積極的にパスワークに絡むことも、決定機も生み出すこともなかった。
スタンドから拍手すら起きなかった事実が重くのしかかる。無関心ほど恐ろしいものはない。「代わりの利く平凡な選手」に埋没してしまうことこそ、いまタケが直面している最大の危機だ。
相手のDFライン背後に広大なスペースがありながら、チャンスに絡んだのは投入直後の79分、こぼれ球を拾ってシュート直後のゲデスに返した場面くらいだった。実質的には何もしていないに等しい。手術明けで万全とは言えないゲデスが貪欲にゴールへ迫り、マルシャルが決定機に関与した姿と比べれば、その差は明白だ。
子どもたちを中心に今なお愛される存在であり、復帰を信じる声は多い。だが、自らの力で積み上げてきた信頼の貯金も、永遠に続くわけではない。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【動画】「キレキレやん」久保建英の圧巻プレー
【画像】美女がずらり!上田綺世、谷口彰悟…新旧日本代表を支える“モデル&タレント妻たち”を一挙紹介!
居場所を脅かされた選手がなすべきことは、一刻も早くそれを取り戻すこと以外にない。しかし、アディショナルタイムを含めたわずか15分余りの出場時間で、タケは何一つ結果を残せなかった。守備網を切り裂くことも、積極的にパスワークに絡むことも、決定機も生み出すこともなかった。
スタンドから拍手すら起きなかった事実が重くのしかかる。無関心ほど恐ろしいものはない。「代わりの利く平凡な選手」に埋没してしまうことこそ、いまタケが直面している最大の危機だ。
相手のDFライン背後に広大なスペースがありながら、チャンスに絡んだのは投入直後の79分、こぼれ球を拾ってシュート直後のゲデスに返した場面くらいだった。実質的には何もしていないに等しい。手術明けで万全とは言えないゲデスが貪欲にゴールへ迫り、マルシャルが決定機に関与した姿と比べれば、その差は明白だ。
子どもたちを中心に今なお愛される存在であり、復帰を信じる声は多い。だが、自らの力で積み上げてきた信頼の貯金も、永遠に続くわけではない。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
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定価:980円(税込)
定価:980円(税込)
定価:1100円(税込)