日本代表への登竜門、ニューヒーロー賞にG大阪の井手口!「決勝でも存在感を出したい」と意気込む

2016年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

準決勝では同点弾の起点に。

ニューヒーロー賞を受賞した井手口。シーズン序盤から著しい成長を遂げて、今ではボランチの主力となっている。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは10月12日、ルヴァンカップのニューヒーロー賞を発表し、G大阪の井手口を選出した。
 
 井手口はG大阪で主力として存在感を発揮。ノックアウトステージ以降の全4試合に出場し、準決勝第2戦では中盤のボール奪取で同点弾の起点となった。また、選考委員会は井手口のボランチ固定により遠藤がトップ下起用できることでチーム編成にも貢献していると評価。シーズン序盤からの著しい成長も選出の経緯となったようだ。
 
 受賞に際し、井手口は「過去に受賞した偉大な先輩方の中に自分の名前が入るという実感がまだ湧きませんが、これに満足せずこれからも成長した姿を見せていきたいです」とコメント。また、10月15日に行なわれる浦和との決勝戦には「決勝でも存在感を出しつつ、楽しみながら試合に臨みたいと思います」と意気込みを語った。
 
 1996年に創設し、21回目となるニューヒーロー賞。過去の受賞者では宇佐美や齋藤、原口といった日本代表選手も受賞している。今回の受賞で井手口にも日本を代表とする選手への飛躍が期待される。
 
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