【浦和】阿部勇樹が遠藤保仁の“キック”で肋骨を骨折。ルヴァン杯決勝は「大丈夫」

2016年10月11日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

ルヴァン杯準決勝第1戦はフル出場。その後、精密検査で骨折が判明したものの、9日の第2戦はベンチ入り。

 浦和レッズの阿部勇樹が10月1日のリーグ戦のG大阪戦で、遠藤保仁との接触の際に肋骨を骨折していたことが判明した。
 
 問題のシーンを改めて振り返ると、遠藤のスパイクが倒れた阿部に入っていたように見える。その試合後に脇腹に痛みを訴えていた阿部だが、5日のルヴァンカップ準決勝・FC東京戦の第1戦にはフル出場し、2-1の勝利に貢献。ただスタッフに促されて試合後に精密検査を受けた結果、肋骨にヒビが入っていることが分かった。
 
 それでもプレーには問題ないとして、9日の準決勝第、FC東京戦の第2戦にもベンチ入り。なにかあればピッチに立つ準備はしていた(浦和が3-1で勝利)。11日の練習も別メニューで調整。それでも阿部は「最初は痛かったが、もう大丈夫だと思う。アドレナリンも出ているしね」と話していた。

 満を持して、15日、埼玉スタジアムでのルヴァンカップ決勝の舞台に立つ覚悟だ。
 
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取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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